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ロードスター:リアハブベアリング交換

ナックルが返ってきたので早速組み付けました。
かなり苦労していた割には良心的すぎる工賃で済んだので助かります。そもそもホンダにマツダ車の部品だけ持ち込むというのがアレですよね。

戻します



戻ってきた一式です。これらを元通り組んでいきます。


超絶固着していたドラシャのスプライン部ですが、見た感じグリスの油分が抜けきっているだけに見えます。
錆による固着という感じではありませんからもしかするとスプライン同士かじっていたのかもしれませんね。


まずはドライブシャフトをデフに差し込みます。
手で差し込めるだけ差し込んだらナックル側から何度か押し込むとボコッとサークリップを攻略して根元まで入ってくれます。
よっこいしょ的な感じでやれば何となく入ってくれるはずです。どうしても無理なら目一杯縮めて軽くハンマーで叩くと入るはずです。その際は先端にナットを忘れずに。


そうすると後はナックルを付けるだけですね。この辺は省略します。
ただ固着していたドライブシャフトは入れるときもすんなり入ってはくれませんでした。手で入るのはネジ山とツライチになるくらいまでだったのでナットを掛けて締め込んでいく手法が取れません。
仕方ないのでハンマーでハブを叩いたり、ちょっと勢い付けてナックル持ってデフ側にゴンゴンしたり(皆さんは絶対やらないで!)するとナットを掛けられるまで入ったので後はインパクトで少しずつ締め込みました。
なんともない側は腕力だけでスポッと入りましたとさ。


目一杯入ってここまでです。インパクトを使う際にはここの具合を適宜見ながらやるようにしました。
ちなみにスプライン部には二硫化モリブデングリス(廉価品)を多めに盛って、その奥はちょっと薄めに塗っておきました。
奥の方はベアリングのオイルシールが当たるのであまりモリブデングリスはよろしくないかなと思いましたが、シリコングリスは違うだろうと思ったのでゴムへの攻撃性には目をつぶることにしました。たぶん大丈夫でしょうけど。


センターナットは規定トルク22〜30kg・m(どうやらこれはNAの話で、NBは24〜32.5kg・mだそうな)とのことでしたので、中間の26kg・mで締めておきました。
本当にこんなトルクで締めて良いのかってほど固くトルクレンチのカッチン音が中々鳴らずビビりまくりでした。オーバートルク感がすごい。
まあ気にせずナットに割を入れて完成です。


久々に地上に降りたロドスタさん。とりあえずこれで乗れるようになりました。

試走してみた

結論から言うとあのシャーシャー音は解消されませんでした。/(^o^)\ナンテコッタイ
やはりマツダが言うとおりプロペラシャフトなのか、はたまた別の箇所なのかは分かりませんがハブベアリングは無事だったということですね。
予防交換ということで納得してはいますので。決して無駄ではありませんよ。

さて、謎が残ったぞっと( ∵)