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スーパーカブ:はじめてのオイル交換とクラッチ調整について

いつからか分かりませんが、時折シフトアップ時にギアが入らないことがあったのです。
ググってみるとオイルによってはそういうこともあるということで、まだ200km程度しか走っていませんが交換してみることにしました。

これを選択



SUMMIXの10W-40です。G2にしようかと思っていましたがちょっと高いので隣にあったこちらになりました。
製造元のエスアイエナジーはホンダ純正オイルの製造をしていることで有名ですね。おそらく中身はG2相当なのではないかと思われます。
デザインはいかにもホムセンの安オイル然としていますが騙されてはいけません、出光系列の一流メーカーですよ。

交換する



とりあえず必要なものはこんなところでしょうか。
車の時と使うものは変わりませんね。


オイルを抜き終えた後の画像ですがドレンボルトはマフラー側の真下を向いているボルトです。奥に見える斜めなキャップボルトはカムチェーンテンショナーか何かのものだそうです。
当初ボルトの頭が17mmだったのでM14かと思っていたら実はM12だったのですよ。だからいつもウチの車に使っている内径14mmのアルミのドレンパッキンが使えるじゃんと今回買っていなかったのです。
幸い以前ハスラーっぽい方のデフオイル交換時に買った内径12mmの銅ワッシャーが余っていたので事なきを得ましたとさ。
あとこのドレンボルトはメガネだと回しづらいです。17mmのソケットに短めのエクステンションを付けてスライドハンドルで回しました。もちろんラチェットやスピンナハンドルでもよろしいかと思います。
そして抜くときは車体を傾けるという方法がバイクだと使えますのでギリギリまで抜くことが出来ます。車じゃやりたくても出来なかった。


入れるときは缶からダイレクトに入れています。オイルジョッキを使う方が多いみたいですが私はとうの昔に使わなくなりました。
理由は覚えていませんが…片付けが面倒くさくなったから&漏斗使えば良いことに気付いたからかと。


ちなみに規定量を量って入れると少し多いことがほとんどだと思います。オイルフィルター無しにしても。
だからキッチリ量って入れてるからレベルの確認なんていらねーぜとか思っている方はご注意あそばせ。


レベルゲージは蓋と一体になっていて、ねじ込まずに量ります。
赤線の間が範囲ですが車のと違って狭くて見づらいですね。表で見づらい場合裏側を見ると案外クッキリ境目が出来ていて見やすいことが多いです、経験上。
一度エンジンを掛けてからもう一度量り直すのを忘れずに。

交換後

交換後エンジンを掛けてみて音は変わりませんね。以前のオイルが極端に劣化していたわけでも無いので当たり前ですが。
セルは若干重くなった気がしますけどほぼ変わらず。走ってみてもトルク感とか滑らかさも変わらず。
一番気になっていたシフトの具合ですが…ギアがたまに入らない症状はほぼ完治です。出現回数は無視して良いレベルまで減りました。
ただし、シフトフィーリングの面は変わりません。

あと前にクラッチ調整をした時からシフトダウン時にクラッチが切れない状態になっていたのです。
なので一通り走ってきた後に再調整してみました。
ロックナットを緩めて右に1回転の後左に重くなるまで回すわけですが、まず右に1回転が出来ません。出来なくても目一杯回してから左に重くなるまで回しますが1回転どころか半回転程度しか回せません。
ロックナットも十分緩んでいるのでこれはおかしいと思い、アジャスターボルトを押し込んだり引いたりグリグリやっていたらいつの間にか左にやたら回るようになったんです。
その状態で右に目一杯回した後左に重くなるまで回し、右に1/9回転(ちゃんとクラッチが切れるようにちょっと緩めにしました。規定では1/8回転。)程度回して固定しました。

そうしたらニュートラルから1速へ入れたときのショックが体感で7割減、シフト時の軽快さは倍増、シフトダウン時は完璧にクラッチが切れるので回転合わせ放題です。
これだよこれ。

おそらくアジャスターボルトにゴミか何か噛んでいたんでしょう、それがグリグリやっていたら取れて正しく回せるようになったものと思われます。
ググっても分からずもうバラさなきゃならんのかと諦めモードでしたが直って良かったです。
これでギアが入らない症状も完璧に出なくなることを期待しましたが…まだ出ることがあります。これはもう諦めても良いかなと思っていますけれど。

というわけで納車時の謎オイルから素性のハッキリしたオイルに交換したらシフトの不具合が大方解消したお話でした。
クラッチ調整も大事だよ!

10%上り勾配に挑む動画

オイル交換後に山坂道へ行って来ました。後半雨が降ってきてだいぶ焦っていますw
ちなみにクラッチ再調整前なのでシフトダウンでガックンガックンしています。正直これは楽しくなかった…。

基本的に常識的な速度しか出せませんが、色々神経質な突っ込みが入るのも面倒なのでメーターは濃いめにボカしておきました。

あとこれ安いネックマウントにAS200Vをぶら下げて録っていますが普通に使えますね。
装着が面倒なチェストマウントよりお勧めです。カブに限ればの話ですが。
そしてAS200Vの風切り音耐性はたいしたものです。低減機能も付いていますがオフのままで、さらに以前自作して付けていたウィンドジャマーも外してこのレベルですから結構なもんです。
風切り音を懸念して以前の動画では音声別撮りしていたのですがもう不要です。