スポンサーリンク

ロードスター:ラジエーターとクランクプーリー交換

ロードスターを買った時からラジエーターに関してはアッパータンクの変色具合から早めに変えないとなと思っていたのです。
そしてここ最近アッパータンクに細かなひびが入っているのを見てもうダメだと車検前に交換に踏み切ったのです。
クランクプーリーもここ最近ブレているのを見つけてしまったのですが、交換難易度がやや高めと思っていたので車検時に頼もうかと思っていました。
しかし、調べると割と楽勝っぽかったのでついでに変えることにしました。

同時進行します


少し見づらいですが細かなひびが入っているのが分かると思います。これを放置するとそのうち水圧に負けて割れてしまいます。
友人Mのインプレッサがそうでしたね。


created by Rinker
古河薬品工業
¥1,919(2024/11/20 18:18:51時点 Amazon調べ-詳細)

LLCは以前自分で交換した時と同様に7L用意しました。というかKYKのこれは2Lか5Lしかないんですけれども。
ド田舎すぎて上水道が通っていませんので調合済のものを使います。


新しいラジエーターが届くまで外しまくります。
まずはエアクリーナーから。


これは運転席側ファンのコネクタです。爪を引き上げて外すタイプでした。


助手席側コネクタはよくあるタイプのものですね。


フロントをジャッキアップしてアンダーカバーも外しました。
ロアホース脱着とオルタネーターの固定ボルトを緩めるためとクランクプーリーも下からの方が作業しやすそうだったので。


LLCを抜きます。
ドレンプラグはプラスチックですから適切なサイズのプラスドライバーを使うべきです。舐めて外れなくなる可能性がありますのでね。


LLCが抜けたらホースを外します。こちらアッパー。


ロアホースも。


ラジエーターの固定ステーを外して抜く準備は完了といったところ。
リザーバーホースも外してあとは上に引き上げれば外れます。


外れました。このままファンも外します。


角にあるボルトを外すだけですが、下のボルトは水がかかるため錆びて固着していましたね。
ラスペネとかペネトン等を浸透させて少しずつ緩めて戻すを繰り返すとネジ山を痛めにくいです。タップを切る時のイメージ。


ファンが外れた頃新しいラジエーターが届きました。
コーヨー製の純正互換品です。もっと安い海外製もありますが大事な部品は国産メーカー製の方が良いかなと思っています。
またオールアルミだとか銅とかのもありますが、重くなるしそこまで必要な使い方はしませんので私には不要です。


ファンと細かなパーツを移植しました。ラジエーターキャップも付いてこなかったのでそのまま移植です。


ラジエーターが下りている間のスペースがある内にクランクプーリーも交換します。(この段階ではまだ届いていないけど)
まずはドライブベルトを外しますがNA/NBロードスターはオルタネーターとパワステポンプで張り調整をしていますのでそれぞれ緩めて外します。


ベルトが外れたら見えているM6ボルト4本を外すとクランクプーリーが外れます。
当初はクランクにぶっ刺さってるボルトを必死こいて抜かないと外れないものだと思っていましたが、NA/NBロードスターは簡単に外せるんですね。


ちなみにこのプレートも外れますが、外周にクランク角センサ用の突起がありますので落としたりして潰さないように注意してくださいませ。


古いプーリーを外してから約2時間後に新しいプーリーが届きました。この遅さは想定外。
クランクプーリーは品番が2つ(ヒルスデール製とNOK製)設定されていますが現在はNOK製のみ出るようです。最初から付いていた方がヒルスデール製。
そしてご覧の通り鋳物かプレス品かの違いがありボルト穴の部分が薄くなっていますのでボルトも違ってきます。
NOK製プーリーに合うボルトは JF01-11-405A になります。


取り付けました。クランクが回ってしまいますので手頃な21mmのレンチ等をセンターボルトに掛けて回り止めをしておくとよろしいです。
ちなみに締め付けトルクは1.25〜1.75kgf・mだそうです。センターボルトは16〜17kgf・mとそうそう緩みませんね。


ドライブベルトを張りました。調整はオルタネーターとウォーターポンプにあるアジャスターボルトで行いますがググれば出てくるので割愛。
張り具合は感覚でやっちゃいましたが、こんなのもありますので厳密にやりたい方は使ってみてはいかがでしょうか。


あとはラジエーターを取り付けて外したものを戻してからLLCを入れてエア抜きをしてキャップを閉めて圧を掛けて漏れていないか確認して終了です。
しばらくは水温計を見る頻度を高めにして、エアコンは外気導入でLLCの臭いがしないか確認しながら乗るといいかもしれません。
あとクランクプーリーの取付ボルトも緩んでいないかも見ておかないといけませんね。

それなりに車を触ってきた人なら初見でも大丈夫かと思う作業ですが、少しでも不安があれば信頼できる人に頼みましょう。
オーバーヒートしたとかクランクプーリーが外れたとかベルト張りすぎでベアリングゴロゴロとかになってからでは遅いですからね。
私はあとブレーキの分解清掃とフルード交換をしてから車検に出そうと思います。軽四買ってお金ないので出来るところは自分でやって安く済ませるのです。
何もするるなと言えば本当に何もしない車屋なので( ∵)

※この記事は覚え書きです。もし参考にして作業されてトラブル等が起こっても当方では責任は一切負えません。