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アコード:エアコンガス・オイル補充

納車後しばらくしてエアコンを入れてみたらコンプレッサーから少しガラガラ音がしていたので、ヤバイと思って最近まで使っていなかったのです。
でも急に暑くなってきてエアコンを入れざるを得ない状況になりましてですね、入れてみたらまぁ冷えないのなんの。
サイトグラスを見てもよくある白い泡がブクブクする量にすら達ししていないような感じだったのでとりあえずガスを入れてみることにしました。

これを用意



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チャージホースとガスとオイルですね。全てアマゾンで揃えました。
売れ筋のものを買っただけなので特にこだわりはありません。チャージホースは私が買った後取り扱いが無くなったっぽいのですが、上記リンクにある長いやつの方が少し高いですが使いやすいと思います。

入れてみよう


まず冷媒管の低圧ポートを見つけることからです。
私のアコードは運転席側フェンダー前側の分かりやすいところにあったので良いですが、最近の車だとエンジンカバーの下だとか奥まった場所にあったりすることがあるので簡単には見つからないかもしれません。


キャップを外しておきました。異常が無いか見ておくと良いかもしれません。


チャージホースの缶を接続する側です。缶をねじ込む前に真ん中にある缶に穴を開けるための針を引っ込めておきます。
あとパッキンがちゃんと付いているかも確認です。安いやつなのでね。


ちなみにこの車の冷媒封入量は500〜550gのようです。今回はふーんと思いながら見るだけです。


こんな風に繋げますが順番があります。
まずガス缶をチャージホースに繋げます。その次に冷媒管の低圧ポートに繋ぎます。低圧ポートはクイックカプラ的な感じになっているのですが、私のアコードは最初接続するとき結構固かったので新車から一度も触られていない感じでした。
接続したら一度缶を緩めてホースの中の空気を抜きます。抜くというか今入っているエアコンガスの圧力で押し出すイメージです。
ゆっくり緩めてシューッと音がしたらまた締めますが、少しで大丈夫だそうです。


そうしたらエンジンを掛けてエアコンを入れます。
風量最大・最低温度・窓も開けておくとよりコンプレッサーが切れなくていかもしれませんね。


この段階でのガス圧は1kgf/cm^2ちょっとでした。低いですよね。
調べて見ると1500回転時で1.8〜2.2kgf/cm^2程度が一般的なようです。(外気温によって変わる)
とりあえずゲージの青い範囲なら良いらしいので、そこを目指して入れようと思います。


いよいよ入れますが、まずはオイルから入れてみようと思います。
チャージホースのツマミを閉めていくと缶に穴が開くのですが、そのままでは刺さった針が栓をしている状態なので緩めて針を抜くとオイルやガスが入っていきます。
缶の中の圧力が下がると冷えていきますが、冷えると中のガスが気化しなくなって入っていかないので手で温めるとか湯煎するとかすると良いです。
振るのは良いみたいですが逆さまにするのはダメですのでね。


オイルを入れたら少し圧力が上がりました。オイルと言っても10gがオイルであとの40gはガスですからね。
あとガスを200g入れたら丁度良くなりそうです。


さっきと同じ手順でガス缶を接続しました。
決してチャージホースそのままで缶だけ入れ替えようとしないでください。ガスを止めておくバルブが付いていませんので車両側のガスが抜けてしまいます。


ガスを全量入れました。だいたい2.8kgf/cm^2くらいです。
アイドリングでこれなので、回転を上げればもうちょっと下がって丁度良くなりそう。たぶん。
本来はマニホールドゲージで正規の手順を踏んで測定すべきですが、ちゃんと冷えていますしサイトグラスを見ても正常な状態なので壊れることは無いと思われます。

とりあえずガスを入れてみましたがちゃんと冷えるようになりました。良かった。
あとコンプレッサーからのガラガラ音もなぜか全然しなくなって静かです。オイルを入れたのも少しは効果があったのかもしれません。
そういえば定番のPACもこれで入れられますね。いつか入れるかと思います。

はじめてやってみましたが案外簡単でした。ただ、色々な判断等が必要になりますので事前によく調べておくべきです。
私みたいに軽い気持ちでやると最悪壊すことにもなりかねませんのでご注意ください。
あとこの記事はあくまでも一例としてあまり参考にされませんようお願い申し上げ。
専門家の記事とか探すとあると思いますので探してみてください。