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MSアクセラ スピーカー交換(2)

Twitterに書いたとおり、スピーカー交換です。今年2回目。
ヤフオクショップにて購入した、HERTZ ESK165.4が届いたので早速作業してみました。
イタリア製です。サブウーファーの時に調べてて見つけたんですが、あのaudisonと元は同じ会社です。こちらの方がよりエントリー向けブランドとなります。


格好良いじゃないの。箱だけど。
書いてあるとおり最大200Wで、定格は100Wだそうです。同じ値段の国産だとこうはいかない。
ま、入力W数が大きければ偉いというわけじゃないのであまり気にしませんけどね。


箱の中身です。スピーカーと付属品。
国産トレードインと違うところは、車種別コネクタや変換ケーブルといった便利ツールが付いてこないことです。
私は分かってて買ったので良いんですが、国産トレードインと同じ感覚で買うと困る人は困ると思う。


スピーカー本体を見てみましょう。

VCORNとやらですが、通常センターキャップがあるところがV字にくぼんでますね。独創的デザインです。
説明書を読んでみましたが、英語なのでこれの効能がさっぱり分かりません。
そもそも最初から分かりません。


ネットワークはこんな大きさです。手のひらサイズ。
これなら何とかドア内に入るか?
クロスポイントは3.5kHzらしいです。±2dbのツイーターレベル調整ができます。


ツイーターはこんなに小さい。ちょっとびっくり。
コンパクトツイーターと書いてあったとおりですね。
これなら純正位置に収まりそうですね。


今まで付いてたALPINE DLC-166Aミッドとの比較です。
振動板の面積が結構大きくなってます。ALPINEはエッジのせいで振動板が小さく見えますね。


高さの比較です。
以前のより1cmちょい高いです。幸いアクセラはドアが厚めなので入ると思います。


そしてこのマグネットのデカさ。存在感を存分に主張しております。
何とも言えぬ余裕が感じられます。


そういえば今までのを取り外したら見事に水が漏れてました。結構多量。
やっぱりバッフルとインナーパネルの隙間には何らかのパッキンを挟むべきですね。手抜きもほどほどに。


まず手始めに隙間テープをスピーカー裏にぐるっと一回り貼ります。
やっぱりこれエプトシーラーだわ。セメダインだけど。
そんでバッフルと付属のビスで固定します。まだ仮固定ですけどね。
ちなみにALPINEのバッフル使ってる人なら分かると思うんですが、17cm用の下穴が最初から空いてますよね。そこにジャストフィットでした。そのおかげでバッフルも割れずに綺麗に出来ましたよ。


で、バッフルの裏にも隙間テープ(エプトシーラー)を貼っていきます。
色が違うのは黒が無かったからです。
作業中に気づいて慌てて買いに行ったんですけどね。

続いてツイーターですけれど、とりあえず純正のを取り外します。爪で引っ掛かってるだけです。
そこにおもむろに新しいのを突っ込むと意外とスカスカです。

グリル部分を切ってみました。というか気づいたら切り始めてました。

それで改めてはめこんでみると…

なにこのミラクル。
まるで狙って設計されたかのよう。しかも押し込むだけで固定まで完了しているので手間いらず。
割と違和感無い仕上がりで満足です。


そんなこんなでもう1ペア同じ工程を経て完了です。

あとは配線を何とかするのみ。
全ての中心はクロスオーバーネットワークですから、それに合わせて長さを整えます。
実際車にあてがってみないとネットワークが何処に付くか分かりませんが、なるべく室内で端子の圧着とかは済ませておきたいので余裕を見て勘で長さを決定しました。もちろん左右の長さは一緒にします。
室内でやるからには丁寧な作業を心がけたいところ。


ツイーターからあらかじめ出ている線は、突き合わせスリーブを使って延長します。
頻繁に外すわけじゃないのでギボシじゃなくて簡単確実なスリーブにしたわけです。


そして絶縁と配線保護(曲げ耐性強化)のため、熱収縮チューブを被せて完了です。
普通のヘアドライヤーで熱しましたが、慣れてる人ならライターで炙るんでしょうね。
なるべくドライヤーかヒートガンを使った方が良いです。
この後念のためコルゲートチューブも被せておきました。


こちらはクロスオーバーネットワークに接続する側で、Y字の圧着端子と熱収縮チューブにて仕上げました。
カー用品コーナーで買うよりも電材コーナーにあるやつの方が安くて数も多いのでこちらを使ったまでです。
何となくこっちの方が耐久性もありそうだし。

一通り配線を仕上げて車へ行って実際に取り付けてみました。
そしたらほぼ思った通りに付いてホッとしたのもつかの間、ネットワークがドア内に入らない。
色々場所を変えても干渉してしまう状態なので、苦肉の策としてドアポケットに見せるかたちでの取り付けに変更です。


目立たない下の部分に10mm程度の穴を開けました。
5mmのドリルで穴を開けてから、リーマで徐々に拡大です。何だかんだで持ってて良かった感じです。


裏側からだとこの位置。発泡スチロールの下くらい。
まあ適当に開ければ良いと思います。


取り付けるとこんな感じですね。
ドアを閉めればそんなに目立ちません。端っこに付けたのでドアポケットの2/3くらいは有効です。
ただ、配線が押し込めなかったのでちと汚いです。目立たないから良いんだけど。


ツイーターはこんな感じに見えます。
できればドライバー側に向けたいところですが、純正位置に半ブラインドインストールなので良しとします。
音も十分聞こえますしね。


ドア全体はこんな感じ。
ネットワークが追加されたくらいにしか見えませんね。
ツイーターも言われなければ分からないレベル。
結構満足です。が、やっぱり穴開けたのは気になりますw

さて、早速音を聞いてみました。
そしたらスッキリとした音になってます。高域も割とよく伸びてる印象です。
一番の問題だった中低域は良い感じに改善。自然な感じになりました。
何よりも音場が上がってくれたのが一番嬉しいです。ちょうど目の前に定位してます。
あとサブウーファーとの繋がりも改善です。

設定としてはラウドネスをオフにしてEQは高域(中心12.5kHzでQをやや広めにして)やや下げ、サブウーファーとは80Hzでクロスさせるようにしました。
これが今のところ一番しっくり来る感じです。
ちょっと固い感じの音ですが、熟れてきたら角が取れることを期待です。

あ、リアスピーカーは完全に音を出さなくしました。今までは無いと物足りなかったんですが、今では邪魔なだけですので。
人を乗せたときだけちょっと出しておけば良いでしょう。
リアは今後変える予定はありません。

これで当分はスピーカーいじりしないと思います。
あとはナビ本体を変えるくらいですね。今のところ内蔵アンプで鳴らしていくつもりなのでALPINEかサイバーかですかね。
昨日ティノ氏のZH09触らせてもらいましたが、調整幅は広いですね。流石サイバーといったところ。
でもアルパインの音も捨てがたい。私としてはこっちのが好きなんで、音が。

というか外部アンプで鳴らさないとこのスピーカー本来の音は出ないと思う。来年にでも適当な2chアンプ買おうかな。

ま、とりあえず次はナビです。ALPINEのX09(仮)待ち。