R2:RECARO SP-J 装着
おそらく受注生産なシートレールが届いたのでサクッと交換することにします。
レールはサンバーの時にも使ったカワイ製作所のものを選択しました。
今回装着するのはSP-JなのでレカロAM19シリーズ用です。間違ってSR用を注文しないように。
ダブルロックのものは保安基準適合だそうです。
ちゃんとシールが貼ってありますし、今回使うのは三菱純正レカロなので全く問題ないですね。
取付に当たって、まず純正シートを外してシートベルトキャッチも外します。
これは移植するので丁寧に行った方が良いかと思います。
R2の場合14mmのメガネなりソケットで外れます。
外す際はシートベルト警告灯用の配線もちゃんと外しておきます。
シート底面に2箇所クリップで配線が固定されていました。
新しいシートレールにキャッチを取り付けます。
私は純正ボルトやスプリングワッシャーなどはそのまま使いました。
ナットだけレール付属の物を使いましたが、サイズが絶妙で17mmで入らず19mmだとスッカスカという今まで見たことの無いものでした。おそらくISO規格のM12でしょう。
手持ちの工具ではモンキーレンチくらいでしか対応できないのでアレです。
キャッチを付け終わったらいよいよシートとドッキングです。
付属のM8キャップボルト4本で取り付けるわけですが一度に4本留めることは無理なので、レールをスライドさせて前後どちらかを仮締めしてから反対側を調整しつつ入れてやると上手くいく感じです。
ヘキサゴンレンチは6mmを使いました。ちなみにランエボ純正レールに付いていた物は2サイズ大きいヘキサゴンが必要でした。(M8なのは同じ)
レールが付けばあとは簡単、元通りの位置にシートを取り付ければ完成です。
取付部が若干の長穴なのでわずかに調整できます。私は目一杯センターに寄せて固定しました。
R2にSP-JだとこのくらいBピラー内張に干渉します。カワイ製作所のサイトで見た画像だとSR3も同じくらい干渉したような。
ちなみにこのランエボ5純正SP-Jのショルダーサポート部の幅は実測530mmでした。これより10mmくらい狭いシートなら内張に干渉無く装着できるのではないかと思われます。
スライドは問題ないです。
サイドサポート部もショルダーと同じくらいの干渉ですね。
こちらも実用上問題になるほどではありません。
こちら側のリクライニングダイヤルは余裕を持ってクリアーしています。
センター側はそもそも当たるほど豪華な造りになっていないので問題ありませんw
リクライニングダイヤルもシートベルトキャッチのボルトも当たることは無いです。
あと1点だけ気になったというか想定外だったのが高さです。
カワイ製作所によると純正比-20mmらしいのですがもっと下がっている印象です。やたらハンドルとかシフトノブ、インパネが高く感じるし、視界も思っている以上に悪い。
純正シートの時は目一杯下げて乗っていて少し高いなと思っていたのです。で、-20mmなら丁度良くなるだろうと思っていたら随分下がってしまいました。
ちょっと乗りにくいので後々かさ増ししようかと思っています。
装着後に少し遠くまで走ってきましたがやはり純正シートとは雲泥の差です。
乗り心地は固い方向になるのはもちろんですが、サスペンションの具合が分かりやすくなった感じがします。
サポート性も純正とは比べるレベルでは無く、タイヤが鳴くくらいでもちゃんと体はホールドされている感があります。吹っ飛ばされそうな不安感は無くなりました。
それなりの距離、山から国道から街中まで走ってきましたが腰が断然楽です。面で支えるレカロは良いですな。
SR3よりコンフォート寄りなので攻めた走りよりロングドライブに良い感じかもしれません。
AM19でもSPORTよりSTYLEやTRENDなら割と安く手に入るはずなので、腰痛対策にとりあえず付けてみたい方にはお勧めです。