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ロードスター:シフト回りの定番部品交換

NA/NBロードスター定番の故障箇所というか、必ずと言って良いほど劣化しているところがいくつかあります。
そのひとつにシフトレバー根元のダストブーツとインシュレーターのゴムがブチ切れるというのがありまして、新車時から乗りっぱなしならほぼ100%ブチ切れですよ。色々調べていたら持って5年くらいのものじゃなかろうかとの結論に達しました。
というわけで絶対切れているだろうと思われるウチのロドスタのを交換してしまいます。

これを用意しました



ごちゃごちゃした画像で分かりにくいですね。具体的には下記の通り。(品名/品番/税抜価格)
・ブーツ ダスト / M513-17-480A / ¥1,960
・インシュレーターNo.1 チェンジ / NA01-64-481B / ¥2,000
・パッド チェンジブーツ / FB01-64-495 / ¥160
・パック サイレント / H001-64-493 / ¥280
・シート スプリング / 0398-17-462A / ¥270
※モノタロウ価格(2016/08/23現在)

パッド チェンジブーツとパック サイレントは既存のを使い回しても問題ありません。でも合わせて500円もしないので新しくすることにしました。
最低限上の2個は必要かと思います。

交換する


まずセンターコンソールを外します。小物入れの蓋を開けたらビスが2本見えますので外します。私は滑り止めシートを貼り付けてありますので普通はそのまま見えるはずです。


前側側面にキャップ付きのビスが左右それぞれにありますので開けて外します。


あとパワーウィンドウスイッチを外すとその下にもビスがあるので外します。
シフトノブも外すとセンターコンソールが外せます。


センターコンソールを外してパッド チェンジブーツとパック サイレントも外したところです。
これがインシュレーターNo.1になりますが、見事に破れているのが分かりますかね。
M6ボルト4本だけで留まっていますので10mmのソケットなどで外します。


インシュレーターを外すとブーツ ダストが現れます。
こちらも見事に破れていてオイリーでギアオイル臭いです。
ここもM6ボルトです。


ブーツを外してちょっと掃除しておきました。
破れていたせいで埃とか砂が入ったんでしょう、オイルと混ざってヘドロ状になっているところがありました。


取り外されたシフトレバー一式です。
古いブーツはニッパーで切って外し、小玉に付いているカラー的なもの(シート スプリング)も外してパーツクリーナーで洗浄です。
大玉の上にあるワッシャー的なのはそのまま使い回します。特に劣化は感じられなかったので。


新しいブーツを取り付けたところです。
基本的に上から入れるわけですがそのままではまず入りません。シリコンスプレーがあればスルッと簡単に入ってくれますのでひとつ用意しておくと良いです。
私はシリコングリススプレーしかないのでちょっと噴いて薄く塗ってから入れました。余裕です。


あとはじゃんじゃん戻していくだけです。
本来ならミッションにシフトレバーが刺さっている小部屋にミッションオイルを満たしておくらしいのですが、あいにくブレーキフルードかエンジンオイルしか在庫していないので今回はそっとしておきました。
あと取り付け時にボルトを1本落としてしまいました。仕方ないのでその辺にあったナンバーボルトで代用です。

 
インシュレーターも同様にシリコンスプレーやシリコングリスで滑りをよくしてやると簡単に入ります。
ただしこちらはレバー根元のわずかに膨らんだところまでで入れるのを止めましょう。たぶん勢いよくやるとブーツのところまで下がってしまいます。


遮音・断熱材を戻します。細長いのをインシュレーターの回りに巻いて、その上に台形のものを置いていくスタイル。


最後にセンターコンソールを戻してシフトノブを取り付ければ完了ですね。

まともな物にするとゴムの弾力でシフト操作が少々重くなる印象です。
あとは滑らか感が出たかもしれません。
というかまだ走らせられないので何ともといったところです。
とりあえずこれでミッションオイル臭くなるのは防止出来ますね。