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R2:ローダウンスプリング装着

次は足回りだと思っていたわけですが早々にやってしまいました。とは言え予算は限られていますので手始めにスプリングのみ変えてみることにします。
現在の不満点としてはロール・ピッチが大きくてコーナリング時に安定していないことです。S字なんかで振り返す時は顕著です。
あと、これはちょっとミーハーな感じがしますがホイールアーチとタイヤとの隙間が一定していないのもアレだったものでw


購入したのはこちら、飾りっ気なんて一切無い質実剛健的ルックスな廉価バネです。
ヤフオクで新品8400円だったのでつい。
バネレートがフロント3.2k、リア2kとR2用のバネとしては固めだったこと、ダウン量も20〜25mmと控えめだったので選んだのです。


バネ交換ということで新たにスプリングコンプレッサーを導入です。
Amazonで1980円だったかと思いますが、割と評価は良いしインパクトで使えたと書いてあったので。
4本爪のはバネの径に合わないと実質使えないみたいなのであえて2本爪のにしてみました。


R2の足回りを何かしようと思うとこのアッパーマウントのナットが面倒くささを増してくれるのです。
このままだと手が小さい人か関節が柔らかな人でないと手が入りません。運転席側は狭いけど何とかなるみたいですが。


というわけで邪魔な物を外します。まずはワイパーとカウルからですね。
これは樹脂の小さめのプラスティリベットだけで留まっています。
あとはウォッシャーの配管くらいでしょうか。


続いてワイパーリンクとモーター類を外します。
全てのボルトは10mmのソケットに長めのエクステンション(一部ユニバーサルジョイント)で大丈夫です。
モーターのカプラーがクリップ留めされているので内張剥がし等で外します。


あとはクロメートメッキで金ピカなM6ボルトを外せば問題の鉄板は外れます。
ワイパーモーターのカプラーはグロメットごと外してしまえば楽かなと思われます。
ウォッシャーの配管はタンクから出てすぐのジョイント部分で外して、鉄板には付けたままにした方が個人的に楽でした。


準備が出来たところでアッパーマウントのナットを緩めます。
ここでは緩めるだけで外しはしません。
なぜなら今までそうしてきたからw


ブレーキホースとABSの車輪速センサーの配線をダンパーから外しておきます。
ブレーキホースは12mmのソケットで、車輪速センサーの配線はゴムなのでグリッとやれば外れます。


次にナックルと分離させるわけですが、ここは17mmのメガネ2本とソケットにロングラチェットで対応しました。
先日勢い余って買ってしまったSnap-Onのメガネセットが火を噴くぜ!大活躍です。今まではメーカー不明のメガネだったし、サイズも少なかったので。
サンバーの時のように差し込まれているわけじゃないのでボルトを抜くとあっさり外れました。


ここまで来るのにスプリングコンプレッサーを使おうとしたのですが、どうも上手く縮んでくれなくて試行錯誤していたわけです。
結局諦めて発射させるスタイルでばらしました。
できれば真似しないで頂きたいのですが…アッパーマウントを足で踏んで体重を掛けて固定し、壁(緩衝材として段ボールを箱のまま使いましたが)に向けてからアッパーマウントのナットをインパクトでバリバリ緩めていくとその内飛んでいきます。
できるだけ緩衝材の段ボール箱に近づけて(ゼロ距離は自分が飛ばされるかもしれない)発射させると大事にならないかと思われます。
もう一度書いておこう、危ないので真似しないで頂きたいです。


あとは新しいバネを組むだけなのですが純正のバネとさほど長さが変わりません。
もう少し短ければスプリングコンプレッサーが要らなかったかもしれません。試しましたが私レベルの体重では無理でした。


仕方なくスプリングコンプレッサーを使って組んでみました。
最初ダストブーツに当たってスプリングコンプレッサーが付いたままのバネが入らず途方に暮れていましたが、どうせその内ダンパー変えるんだし要らねーやってことで潔くカットですw
それに伴ってバンプラバーも1コブだけカットしました。一体なので。
助手席側は劣化して既にダストブーツと共に2コブ切れていました。


あとは逆の手順で戻すだけです。アッパーマウントのナットを掛けておいてからナックルのボルトを入れる流れ。


続いてリアですが、こちらはかなり簡単でした。
アッパーマウントのナットはここの蓋を外すとすぐ見えます。内張を大幅に外す必要が無いので楽で良いですな。


ブレーキホースの留め方がフロントと違いこのような金属クリップで固定されています。
イマイチ外し方が分からなかったので、小さいバールのようなものと金槌でコンコンとやって外してみました。
車輪速センサーの配線はナックルに固定されているので特に触る必要はありません。


フロントと同様の手順で外しました。
ただ、フロントのようにナックルがある程度自由に動かせるわけじゃないのでボルトの取り外しと分離するときはとにかく揺すりまくって外れるポイントを探すことです。無理は禁物です。
あとはバネの組み替えですが、発射させるスタイルでやってみるとほぼ飛びませんでした。ダンパーのロッドがバネより出ているのでアッパーマウントを組むときは本当に手の力だけでいけましたよ。これは楽です。
ひとつ注意点として、アッパーマウントとロッドの所のナットは目一杯締めるとアッパーマウントが回らなくなります。
車体に取り付ける際に面倒くさいので回らなくなる寸前まで締め込んでから位置を合わせて車体に付け、一番最後に締め込むと良いかと思います。


あとこのブレーキホースを固定する際はダンパー側の穴にキッチリ嵌めてから先のクリップを挿入して固定します。
クリップは金槌でもバールのような物でも何でも良いので叩き込むスタイルです。


リアもバンプラバーは1コブカットです。ダストブーツはイカリング状にバラバラだったのでしばらく前に除去してあります。

ここまでで約4時間といったところでしょうか。スプリングコンプレッサーに悩まされていなければもっと早くできていたはず。
あとはフロントのワイパー周辺を戻せば完成なのですが、ついでにバッテリーを変えてしまいます。アレが無い方が楽でしょうからね。

ちなみに選んだのはBOSCHのハイテックプレミアムです。カオスと同じ容量で安かったので選んでみました。
楽天で探して3980円の送料無料だったかな。


車高の変化ですが、約25mmダウンと控えめです。
ホイールアーチとタイヤの隙間がほぼ一定してバランス良くなりました。(主観)
ノーマル時の画像とタイヤ・ホイールは違いますが何となく分かるかと思います。

では肝心の走行インプレです。
組んだ直後はノーマルと変わらないと感じましたが、最寄りのスバルディーラーへ光軸調整に行った帰りあたりから固さが出てきました。
そのまましばらく走るとより固さが分かるようになってきたのとハンドルの重さも顔を出しましたね。
高速走行時は概ね安定している感じで、変に跳ねることも無く純正ダンパーでもそれなりに抑えられている印象です。
夜の朗らかドライブに今晩もお呼ばれしてきたので数本走ってみたらビックリ、今までだいたいインリフト気味でロールアンダーが出て色々修正が必要だった各コーナーですが、とある直角コーナー以外3速全開でいけました。
それに伴ってタイヤはよく鳴くようになりましたので「走ってるぞ」って気分は増し増しですな。

というかパワー不足がより顕著になったというか。
同乗したek先輩は「足はしなやかで素直だし良い感じだけど、スーパーチャージャー欲しくなる」って言っていました。
私もそう思います、激しく同意です。

EN07Xに載せ替える可能性が出てきましたよっと( ∵)