先日のことなのですが、一時停止からの右折発進時に全開では無いですが少々多めにアクセルを開けて加速したんです。
そしたら4000〜6000回転(ブースト0.6kくらい)で加速ムラというか、加速がカクつく感じになりまして。1速はロックアップしないのでガクガクはしませんがウワンウワンする感じになって、おや?と。
これはちゃんと燃えてないなということで原因を探るためとりあえずプラグでも交換してみるかとなったのです。
目次
こちらを購入

プラグはNGK派なのでこちらを購入しました。軽四なのにツインプラグなので6本も必要です。
当初はイリジウムMAXにする気でしたが適合する品番が国内販売終了となっていて、残るは高いPremiumRXしかありませんでした。しょうがない。
ルテニウム配合中心電極と突き出た白金チップの接地電極で着火性向上とか。熱価は6番までしかありませんのでアコードには適合しませんね。
JC1ライフに適合するのは BKR6ERX-PS になります。
アマゾンで4個セット+単品2個を購入しましたが、他所で3個セットx2の方が安かったですね…。

箱から出してみました。
ぱっと見は至って普通のプラグです。

でも先端を見ると違いが分かります。接地電極の角度とかも違うし、単に白金チップを付けただけではないようです。
交換しよう

とりあえずボンネットを開けます。
そしておもむろにインタークーラーを外しましょう。

インタークーラーが外れると吸気側のコイルも見えるようになります。
PCVバルブから伸びるブローバイのホースは外しても外さなくてもどちらでも大丈夫ですね。
あとはコイルとプラグを外すだけです。

6本外しました。特に固着とかカジリとか無く外せましたよ。
付いていたのはデンソー イリジウムタフ VK20Gでした。
並びは上の写真通り、手前が排気側で奥が吸気側です。左から1番シリンダー。

近寄ってみます。まずは吸気側から。
1番3番はこんなもんやろといったところですが2番は怪しいですね。他に比べて煤けているので点火不良でもあったのかと勘ぐってしまいます。

排気側も2番だけ接地電極が白くなっていますね。
詳しくないので具体的なことは言えませんが2番で何かしら起こっていたということでしょう。
ただ全体的に中心電極の摩耗も見られ、コロナ汚れも濃いめなのでそれなりの期間交換されていないのは確かだと思います。
軽自動車は普通車に比べて常用する回転域が高めでアクセル開度も多めになりがちなので、プラグの消耗も普通車のそれより早くなります。なので長寿命タイプであっても10万キロまでは持たないと思っておいて良いかなと。個人的には5〜7万キロ程度で変えた方が良さそうだなと思っています。

備忘録として交換時のオドメーターを撮っておきます。
137,696kmでした。次回交換予定は190,000kmくらいかな。
交換して…どう?
交換後はもう明らかに調子良いですw
エンジンを掛ける段階で分かります。始動性が凄く良くなりましてセルを回す時間が減りました。ダラダラとではなくキレよく掛かります。
冒頭で書いた加速ムラみたいなのも無くなりましたし、アイドリング時の振動も減りました。
あと加速時に特定の回転域で出ていたゴロゴロ系の音も軽減されてとても良い感じです。
こんなことならもっと早く交換しておくべきでしたね。
納車時チェックで見てはいたのですが判断が甘かったようです。古そうだけどまだいけるだろうと思っていましたが丁度寿命くらいだったということでしょうかね。
たかがプラグ、されどプラグです。基本的な所こそちゃんとしておかなくては。
