ライフ:スピーカー交換

4 min

前回記事の最後で書いたようにスピーカーを交換します。
実はライフの納車待ちの期間に色々物色していて購入していたのですよ。気が早いですねw
社外品のスピーカーなんて何年ぶりに買ったのかというくらい久々ですが(アコードは破損した純正から他車種純正へ交換しました)、今回は何を選んだのか…。

こちらを購入

今回選んだのはこちら…VE AUDIOのVA65.2というスピーカーになります。
以前フレアクロスオーバーに取り付けて気に入っていたフォーカルのISS165にするつもりだったのですが見当たらずだったので、代わりに何かと色々探し回って辿り着きました。
普通に調べても中々辿り着かないであろうスピーカーですが、今時はググるよりYouTubeで探してみる方が面白そうなものが発見できたりします。
これもとあるYouTube動画からヤフオクに飛んで、さらに関連するものの中から見つけました。
見た目の質感とか作りも良さそうだったしコスパの良いスピーカーと紹介されていて、何より価格が9000円でお釣りがくるくらいだったのでちょっと試してみようかと選んでみました。
あと出力音圧レベルが90dB/W/mと比較的高めなのでナビ内蔵アンプでも十分鳴るだろうとも思いまして。

取り付けてみよう

ミッドウーファーから交換しようと思いますのでドアの内張を外しました。
ドアハンドルの所と取っ手の所にビスがありますのでそれを外したら下側から引っ張るだけですね。一般的な構造です。

純正スピーカーを外しました。
PPコーンの17cmフルレンジですが高域も不満無い程度に出ていて悪くない印象でした。ナビのDSP機能で音場を上げる系を掛けると結構良い印象になるかも。こだわりの無いひとには十分かもしれません。
ちなみに下の長方形の穴にツメを引っ掛けて上をボルトで留める仕様となっています。この世代くらいのホンダ車はだいたいこんな感じみたいです。アコード世代になると上部がボルト止めではなく横長のツメでバチッと留める仕様でした。

海外製スピーカー取付にほぼ必須なインナーバッフルボードは純正と変わらない取り付け方のものを選んでみました。厚みは18mmだったかな。
樹脂製ですが中実タイプにして少しでも強度を確保出来たら良いなという魂胆です。
なぜ樹脂製を選んだかなのですが、湿気で腐らないし加工も簡単だし安いからです。フレアクロスオーバーの時にMDFバッフルを使っていてカビが生えていたことがありましてw
気が向いたらアルミバッフルも試してみたいかもしれません。
話を戻して…裏面には昔から愛用しているホームセンターで簡単に手に入るエプトシーラー的な防水隙間テープを貼り付けました。2m巻で売っていますがおおよそ2枚分は十分確保できます。

ドアに着けるとこんな感じです。
鉄板開口部が狭そうに見えますが、アホみたいにデカいマグネットのスピーカーじゃない限り普通に入ります。

ここで後日談を挟みます。
実はスピーカーのマグネットがガラスに当たってしまったんです。鉄板が若干スラントしていて上側が少し狭くなっているみたいなのです。
そこで薄めの汎用バッフルを重ねてスペーサーとして使ってみることにしました。
8mm厚で硬質樹脂製というものを選択です。良いのか悪いのかは分かりません。

時系列を戻して…スピーカーケーブルについては純正をそのまま使います。お手軽仕様なので。
非破壊でいきたいので無難なオーディアの変換ハーネスを使いました。

ミッドウーファーが付きました。
一手間掛けてバッフル2枚を貫通するように下穴を開けてからタッピングビスで取り付けてあります。
2枚のバッフルが出来るだけ一体化するようなイメージですね。
これでガラスに当たらなくなりましたし、1枚だけの時よりより低音がしっかり出るようになりました。
さすがにバッフル2枚重ねとなるとドア内張のスピーカーグリル裏のリブは切り取らないと付きませんでした。おそらく30mmくらいまでならそれで収まりそうです。

続いてツィーターの取り付けですが、ネットワークを介する必要がありますので在庫しているAmazon ベーシックのスピーカーケーブルで分岐配線を作りました。
ナビにサブウーファーのプリアウトがあればリア出力に接続してバイアンプ接続にしたところですが、生憎ありませんのでフロントを分岐させます。リア出力は今後サブウーファー取付用に温存しておきます。

ツィーターからネットワークまでの配線を在庫アマゾンケーブルで作ったら尽きてしまいまして急遽購入したオーディオテクニカのAT7420です。
本当なら配線を通すのが楽なのでツィーターからネットワークまでは20AWGで作りたかったのですが在庫有りが中々見当たらず、しょうがなくアマゾンケーブルを使ったという経緯だったり。後日オートバックスに行くことがあったのですが普通に売っていましたとさ。
このAT7420はナビからネットワーク間の接続に使用します。

運転席側ネットワークはステアリングコラム下の内張を外して右下ポケットのところに貼り付けました。
キックパネル周辺はスペースがなくここになりました。
ちなみに端子は1.25Y-3で丁度良い塩梅です。音質を求めるなら金メッキ端子とか使うと良いかもしれません。私は普通のニチフの端子を使いましたけれども。

助手席側はグローブボックスを外した側面に干渉しなさそうな場所を見つけたのでそこへ貼り付けました。
左右とも安定した平面に設置できたので良かったです。
ただ、これ以上大きいネットワークは同じ場所には厳しいかもしれません。その際はいっそシート下とかに持っていった方がかえって楽かも。
あとスピーカーケーブルの長さは揃えていません。結果的に近しい長さにはなったと思いますが、タイムアライメントとかレベル補正機能がありますので長さ分の差は全然補正できるだろうと思いまして。

あとはネットワークから引っ張ってきたスピーカーケーブルを先に作っておいた分岐配線でナビのフロント出力へ接続します。
ちなみにこのネットワーク回路はミッドウーファーはスルーする回路だそうで、それなら余計な配線をせずに済むナビ裏分岐の方が良いと思いましてネットワークにはツィーターだけ接続してあります。

画像はありませんがツィーターはダッシュボード上に貼り付けました。ビス留めは流石に気が引けるので個人的に高信頼なブチルゴム系両面テープを使っています。

ついで作業

内張を外すタイミングで作業しようと思っていたことがありまして。
この水切りが変形していて窓を下ろすと巻き込まれてモーターに負荷が掛かっている感じがしていたので交換したかったのです。

ツメを起こして古いものを取り外しました。簡単です。

新しい物を元通りに取り付けてツメを曲げたら完成です。工具は不要で指だけ使った感じですね。
これでスッキリ。

気になる音質は?

さて、音質はどんなもんかと言いますと…

  • シャキシャキした音と言うよりも落ち着いたマイルドな音質
  • 出しゃばらない高域と充実した低中域
  • 音量を上げてもうるさくない
  • むしろ音量を上げて聞きたい感じがする
  • 音離れは割と良い気がする
  • 低域は純正スピーカーより出ている(バッフルのおかげかもしれない)
  • セパレートなので音場は当然上がって低中域も結構ダッシュ上から聞こえる
  • ハイレゾ(ロスレス)音源と圧縮音源の違いはよりはっきりと分かるようになった
  • ラジオも聞きやすくてよろしい

ざっくりこんな感じです。あくまでも私の環境で私の耳で聞いた限りですが。
9000円を切る価格でこの音質ならコスパは高いと言って良いでしょう。某12,000円ほどの国産エントリーグレードよりは私好みです。あちらは音が固くて疲れる感じがしますし中域の厚みが少なめに感じました。
もう少し調整を追い込んでみたらまだ変わるでしょうね。
あとサブウーファーを取り付けたらまた印象が変わってくるはずです。

ということで良い方向に向いたのでだいぶ満足度は高いです。買って良かった。
次はサブウーファーですね…アンプもサブウーファーも部屋に転がってはいますがどうしようかなと言ったところです。
リモートをACCから引っ張るのが何となく嫌なのでオートターンオン機能が付いたハイレベルインプット対応アンプが欲しいところですが懐具合と相談ですね。

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