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アコード:セルモーター交換(2回目)

いつからだったか忘れましたが、寒くなってきたあたりからセルモーターの回転がやたらと重い感じでエンジンを始動するのもやっとな状態になってしまいまして。
一度温まればそれなりに普通だなと思うレベルで回ってくれますが、完全に冷え切った状態だとギリギリな状態なのでいつ始動不能に陥るか分かりません。
色々調べたんですが、結局セルモーター自体が怪しいぞとなりまして交換することにしたのです。

調査の結果

まずセルモーターの回りが重いということで調べてみるべきはバッテリー電圧でしょうか。
電圧不足なのかどうかをテスターで計ってみましたが、12.4Vありまして充電制御車ならこんなもんです。
バッテリー自体1年と3ヶ月程度の使用期間で古いわけではありませんし電圧も出ているので正常と判断しました。

念のためエンジン回転中の電圧も計ってみましたが14.4V出ていますのでオルタネーターも正常みたいです。
ということでセルモーター本体が犯人であろうと判断しまして新たな物を発注した次第です。

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購入

新たなリビルトセルモーターです。純正に準じた外観ですね。
再メッキされていたりボルトやビスなんかも新品で締め付けチェックのマーカー印もあるので、ちゃんとした所で作られている感が出ています。
以前のリビルト品はなんだかパチモン感があって何とも言えない見た目でした。実際2年で終了しましたが。

交換する

とりあえず邪魔な物を外します。以前やった通りなので詳細は割愛します。
正規の手順で言えばインマニを外すのですが、外さなくても交換出来ますよ。

セルモーターはインマニの真下にあります。交換して2年なのでそこまで汚くはなっていないですね。
本体は2本のボルトで留まっていますが、セミディープもしくはディープソケットとノックセンサーに当たらない程度のエクステンションにロングラチェットが欲しい感じです。
ロングラチェットはギア数72枚以上をお勧めします。私はKTCのBR3L(36枚ギア)しか持っていませんが何とか緩めることが出来ました。
TONEのRH3HWLあたりが良いかもしれません。

外れました。左が今まで付いていたもので右が新しいものです。
クラッチカスで汚れているくらいで外観は問題無いですね。

古い方はこんな感じで値段相応な感じがします。電気の流れるボルトに銅メッキはされていないです。

新しい方は綺麗な仕上がりで期待が持てます。ボルトの銅メッキもしっかりしてあるしちゃんと部品交換してあるんだなと分かります。
リビルト品も一部粗悪なものがあって、外観だけ綺麗にして中身はそのままとかいうのもありますからね。
ヤフオクとかであまりに安いものは疑ってみてもいいかもしれません。

逆の手順で新しいセルモーターを取り付けました。
いよいよ始動です。さて、どうなるか…。

始動動画

古いものでの始動(冷間)→新しいものでの始動(冷間)→新しいものでの始動(車内・温間)の順です。
冷間でも温間でも同じような回り方で古いもののようなギリギリ感はありません。
何より音が一番始めに付いていたものと同じような感じになって良い感じです。

そんなわけでリビルトセルモーターで外れを引いてしまったわけですが、あまり安い物は選ばない方が良いと身をもって体験しました。
出来ればリビルトメーカー名が分かるところで購入したいところですが、ネット上ではそういう販売店は少ないようです。
有名どころでは信越電装が個人への販売もしているしサイトから問い合わせなり電話で注文することができますね。
今回購入したリビルトセルモーターは2年4万キロ保証も付いているし、長く持ってもらいたいところです。