スーパーカブ:チェーン交換
先日チェーン調整をしていて気付いたのですが部分的に伸びが結構違うのです。
あとググって分かりましたがノンシールチェーンは5000kmで交換推奨らしいですね。
何より汚いし今までどういう使い方されてきたかも謎なので変えてみることにしました。
こちらを選択
純正と同じメーカーの大同工業製のスタンダードなやつにしました。一番安いものの在庫が無かったのでちょっと高いニッケルメッキのにしましたが、錆のことを考えればこれで正解だったのかもしれません。
ビニール袋に入っているかと思いきや耐油紙に包まれていました。
そして「新品チェーンは白いグリスでコテコテ」という思い込みを覆すかのごとくさっぱりしています。最低限だけ薄くグリスが塗られているようですが、そのまま使うには心許ないので最後にチェーンオイルを塗っておこうと思います。
交換する
まずはチェーンカバーとスプロケットカバーを外しました。
チェーンカバーだけ外せば交換できますが、スプロケットを綺麗にしておきたかったのでそちらも外したのです。
純正チェーンを外します。ピンクで塗られているクリップを作業しやすいところに持ってきました。
クリップはラジオペンチで外せます。
先の方だけで外そうとすると滑って上手くいかないかと思いますのでチェーンと平行にしてやれば簡単に外れました。
あとラジオペンチは刃がしっかりした物(クニペックス等)の方が滑りにくいのでより簡単に出来ると思います。
ジョイントが外れました。チェーンが汚いのでトレーを敷いて床を汚さぬようにした方が良いかと思います。
リアスプロケットは表面が錆びていますが刃はそんなに減った様子も無くまだ使えると判断して続投です。
次回チェーン交換時に同時交換ですね。
前後のスプロケットを清掃してから新しいチェーンを取り付けていきますが、アジャスターは目一杯緩めてタイヤを前に押しておかないと届きません。
裏側からジョイントを挿入です。
表からジョイントプレートを入れてその上からクリップで固定します。
固定する時はラジオペンチの先端を使って行いました。外すときよりも軽い力で簡単に入りますよ。
クリップの向きは回転方向が閉じている側になるようにします。下でやっているときは画像のように右が閉じた側、上でやる場合は左が閉じた側になります。
ジョイントが繋がったら軽く回転させて引っかかりとか異常が無いかを確認してください。
先にも書きましたがこのチェーンはグリスが少なく油っ気があまり無いので念のためチェーンオイルを注しておきます。
チェーンオイルは迷いましたがAZのCKM-002にしてみました。チェーンオイルとして売られているわけではありませんがメーカーがバイクのチェーンにも使えると謳っていますし、大型バイクでも問題無いという話もあります。
心配ならホンダ純正だったりDID純正だったりを使えばよろしいかと。
余分なオイルを拭いて張り調整をしたら完成です。カバー類を戻しましょう。
初期の延びがあるそうなので100kmくらい走ったら点検してみるとします。
※後日談
軽く慣らした後1日置いてあらためて乗ってみるとやたら加速が良くなっていました。
これはと思いテストすると割とストレス無く70くらいまで伸びてビックリです。今までだと60を越えたところで苦しそうだったのですが…チェーンで変わるものですね。(公道外でのテストとご理解ください)
今後加速が悪くなったとか燃費が悪くなったとか感じたらチェーンを確認してみることにします。