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ロードスター:スタビリンク作ってみた

以前から興味のあったスタビリンクですが、ここに来てようやく手を入れてみようかなと思ったのでした。
しかし市販されているものはどれも高くて安くとも1万円くらいは平気でしてしまい中々手が出なかったのです。
構造を見ていると部品買って組み合わせれば自作も可能じゃないかということでちょっと調べて組み立ててみました。

これらを準備


もう組み上がっていますが、使用したのは以下の通りです。

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THK製リンクボールとモノタロウのピロボールロッドエンド、ロックナット用にM10の安い物を。
出来るなら上下ともブーツでカバーされたリンクボールを使いたいところですが、雌ネジしかなくそれで組み合わせると長くなってしまって純正と変わりなくなってしまうので仕方なく片方は雄ネジのあるピロボールロッドエンドになったという感じです。
調整幅は最長85mm〜最短で60mm程度かと思われます。85mmより長くするとネジの掛かりが浅くなりすぎて危ないと思います。

取り付ける


取付に当たっては別途ボルトナット類が必要になってきます。
手持ちの物でいけるだろうと思っていましたが、ピロ側は程よいスペーサーを挟まないとボルトの頭とかスタビの取付部が当たって角度が足りないことが判明。
色々計ってバラ売りしているホームセンターへ行ってちょっと買ってきたのです。

買ってきたのは↓
・M10x1.5 六角穴付きキャップボルト 45mm
・M10 ナット&ワッシャ
・10x20mm スペーサー

スペーサーは5mmくらいのものが欲しかったのですが売っていなかったので最短の20mmを仕方なく購入。
これをディスクグラインダーで切って10mmと7mm程度になったものを使いました。できるだけ直角を出して切った方が良いですね。


こんな感じで純正と置き換えればよろしいかと思います。私の車高で軸間は85mm(純正比20mmショート)でやや短い感じでした。
より水と砂まみれになる下側にリンクボールを、上側にロッドエンドとしました。
リンクボール側は手持ちのワッシャーとナットで固定、ロッドエンド側は買ってきたボルトナットで固定です。

取り付け時に気になったのは左右でスタビリンクの長さが10mm程度違ったことです。
運転席側を先に85mmの長さで取り付けてから助手席側を取り付けに掛かったわけですが、同じ長さじゃ長くて付かないぞと。
もちろんデフでジャッキアップして後輪は両方とも伸びきっている状態です。
運転席側だけ車高が低いのが影響しているのでしょうか。
何だかんだ事故車ですからしょうがない部分はありますが、ロアアームを交換するともしかすると解消するかもしれません。
※単にスタビ自体の左右方向への出具合が違っていただけでした。センターに合わせると両方85mmで付きましたとさ。
ちなみにアームの垂れ下がり方がボディからアッパーアームまでで左右差13mm程度ありました。(メモ)

交換してどうなった?

交換して朗らかな集いへ行ったわけですが、ここ最近毎回自身の限界が上がってきているので正直分かりませんw
前回より乗れている感は増しているので悪化はしていないと思います。
もっと車高を落としている車両ならもっと違いが出てくるかもしれませんね。

ちなみに現状では右オーバー・左アンダー気味です。僅かな差ですけれども。
ロール量に対してキャンバが不足しているのか運転席側のタイヤだけ肩がよく溶けます。
簡易的にではありますがスマホアプリで各車輪のキャンバを図ってみたら運転席側フロントだけ起きていることが判明しました。比較だけなので絶対値はどうでもよく相対的に見てどうかというのを見るだけならアプリは手軽で良いですね。
前回アライメント調整時はロアアーム交換後さほど時間が経っていなかったため、ブッシュが馴染んでいなかったのかもしれません。
その内アライメントを再調整してきます。前回同様15分で行けて安いあそこで。

メモ:キャンバ F2° R2°30’ トー F0° R0°10’(仮)