ライフが納車されてしばらくして気付いたのですが、ベルトが軽く滑っている音が聞こえたのです。
特にベルトが暖まっていない走行開始時にエアコンは掛かっている状態で加速すると確実にキュッと鳴ります。
その内ベルト交換しないとなと思って物だけ買っておいたのですが、あれよあれよと梅雨が来て夏が来て快適に作業できる状態じゃなくなり数ヶ月、今日ようやく交換することになりましたとさ。
目次
買っておいたもの

部屋で3ヶ月近く寝かしておいたベルトがこちらです。
純正ではなく三ツ星ベルトのリブスターです。

5PK 1365Lが適合します。
私は一番安かったから三ツ星を選んだだけで、バンドーのリブエースでも全然問題ありません。
交換してみる

まずはフロントをジャッキアップしてウマに載っけておきます。
そして右前のタイヤを外し画像の○3箇所のクリップも外します。

そうするとカバーが外れてクランクプーリーなどが見えるようになります。
これでとりあえず準備完了です。

古いベルトを外すためテンショナーの固定ボルトを緩めます。外す必要はありません。
だいたい矢印の箇所にあるのでライトで照らしながら探します。テンショナーを見つけられれば何となく分かると思いますが、心配ならディーラーあたりでサービスマニュアルを印刷してもらってください。
ちなみにテンショナーの固定ボルトとフレームの隙間が狭いのでなるべく薄い工具を使った方が良いです。
私はKTCの普通のソケットとコーケンZ-EALの長いラチェットで何とか緩められましたが、15°オフセットなスナップオンのメガネでも大丈夫でした。一般的な45°メガネだとフレームに当たるかもしれません。
割と工具は選ぶので工具の種類と時間的余裕を持って作業に挑んだ方がよろしいかと。

テンショナーが緩めばあとは古いベルトを外します。簡単に抜けました。

やはり摩耗していましたしひび割れも見られましたので交換時期ですね。
以前いつ交換されたのか分かりませんが新車から無交換ということは無いでしょう。

逆の手順で新しいベルトを取り付けました。
隙間から手を突っ込んで掛けていく感じなのですが、テンショナーのところが少しやりにくかったです。

上からも見てちゃんとプーリーに掛かっているかを確認します。
ズレていなければ張り調整をします。
サービスマニュアルにはテンションゲージとか使えとありますが、そんなの持っていませんのでいつも通り経験と勘で張っておきました。今のところ何となくこんなもんやろで問題ありませんでしたw
あとテンショナーの固定ボルトの締め付けトルクは向かって左側が22N・m、右側が24N・mです。が、トルクレンチが入る隙間はありませんのでだいたいこんなもんやろN・mで締め付けておきました。
張ったらクランクを2周ほど回してベルトのたるみを取りあらためて調整します。
新品はどうしてもたるむのでこれをしないと緩くなってしまいます。
再調整が終わったらエンジンを掛けて5分ほど回してから最後の確認をして完了になります。
慣れると簡単な部類に入ると思いますが、慣れない内は確認しながらゆっくりやりましょう。
ついでに

先日交換したLowferSportsですが、左リアのスプリングに異音防止のゴムが着いていませんでした。
ということでテインのサイレンサーラバーを着けておくことにします。特に異音はしていませんでしたが。

上の2巻は1Gで密着しているので2巻目と3巻目の間に装着です。
そしてSサイズは小さすぎたのですが何とか着けることはできました。買うならMサイズですね。
右側はLowferSports付属のが着いていますが、挟まれている部分が切れそうだったので上下ひっくり返して着けておきました。
切れたら今回買った余りを付けようと思います。
ということで異音対策系の作業でした。
これでより快適に運用できますね。


