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アコード:ブレーキパッド・ローター交換

アコードがウチに来てから早いもので4年が経ちました。
そして新車から通算10回目の車検が6月に迫ってきています。
指摘されそうなところは以前交換したタイロッドエンドブーツ程度だったのですが、そろそろブレーキパッドとローターの残が少なくなってきているので交換してから車検に挑もうかと思います。

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ブレーキパッドは丸中洋行のNTBブランドのものです。低ダストタイプで純正同等品の安いものを探していたらたどり着きました。ホイールを洗うのが面倒くさいしほぼ街乗りしかしないので丁度良いはず。
フロントがHD5100M、リアがDH5056Mになります。

ブレーキローターは無難にディクセルPDにしました。
これといったこだわりは無いので防錆処理してある中で安いものを。
フロントが3315035、リアが3355028です。

ちなみにCL7ユーロRはCL9とブレーキは共通ですので、「CL9 ブレーキ」で検索すると見つけやすいです。CL7だけだと20ELなど他のグレードも出てきてややこしいので。

交換する

では作業していきますのでジャッキアップしてウマに乗せ、ホイールを外して準備完了です。
キャリパーとか周辺がダストで真っ黒なので触る前にマスク着用のうえエアブローしました。出来れば屋外でエアブローしましょう。

キャリパーとブラケットが外れました。超ロングストレートメガネはあった方がいいですね。
1本どうしても緩まなかったのでエアインパクトを使いましたが、概ねすんなり緩んだので良かったです。

付いていたパッドはこんな具合でした。残量は半分以下、3mm〜4mm程度でしょうか。
表裏とも同じくらいの残量だったのでキャリパーの動作は問題無い様子。

続いてローターを外しますが、まずこの皿ビス2本を外します。
ショックドライバーか電動インパクトドライバーがあれば簡単に緩められると思います。ビットは+3番で。
手動ドライバーの場合は貫通のを使って頑張って叩きましょう。

ローターが外れてハブとバックプレートだけになりました。
汚いのでこの機会に洗っておくと良いかもしれません。私は面倒くさいのでエアブローで済ませました。

ハブの錆をワイヤーブラシでサラッと落としてからモリブデンを吹いたうえで新品ローターを装着。
やっぱり新品は良いですね。

ブラケットを取り付けてパッドも装着しておきます。
シムも付けようと思っていたら保管しておいた純正パッドが見当たらずでそのままとなっております。

あとはキャリパーを戻せば完了です。
スライドピンやピストンの固着も無くキャリパーは問題無さそうですね。車検時にまた分解清掃されるので今は色々と程々にしておきました。

新車から約21年14万キロ走行のローターは随分減っていて十分元は取ったと言えるでしょう。
ノンアスパッドしか使っていないからまだマシかもしれませんが、セミメタル系パッドで街乗りばっかりだったらもっと荒れていたかもしれませんね。

リアも同様に交換しました。
一応ハブ単体で全輪回してみたのですが、この左リアだけ明確にゴロゴロした感触があったのでハブベアリング異音の原因はここで確定です。
ちなみにローターを付けて回すとゴロゴロ感が結構減るのでトラブルシュート時はハブだけにした方が間違いないですね。

リアのローターのピストン側はこのように酷い感じになっていました。
これは初回車検時に指摘されたパッドの組み付け不良で、パッドが斜めに減っているため起きたものですね。
パッド側の突起をピストンの十字溝にちゃんと嵌めないとこうなってしまいます。
今回は結構気を使って組んだので大丈夫だと思いますし車検でも見るので。

そんなこんなでブレーキパッドとローターの交換が終わりました。
これで安心して車検に挑めます。と思っていた時期が私にもありました。

というのもこのパッド、ローター攻撃性がなさ過ぎてちょっと走ったくらいでは防錆塗装が落ち切りませんし、制動力も上がってきません。

100km以上走って、意識的にブレーキ掛ける頻度を多くしてもこの程度残っています。防錆塗装の下にある旋盤の切削痕もバッチリ残っています。
今はここからさらに走って初期の制動力は当初より随分上がって違和感無いくらいになりましたが、その後グッと踏んでもまだ制動力が立ち上がってこない感覚でちょっと怖いです。
もちろん車間距離多めに取って信号もギリギリにならないよう気をつけて運転しています。

物にも寄るでしょうが、低ダストパッドはこういう事態も起きうると思っておいた方が良いのかもしれません。
アクセラの時はローターそのままパッドだけプロμの低ダストパッドに変えましたが全然問題ありませんでしたね。
もうしばらくブレーキには気をつけて運転していく所存でございます。