スポンサーリンク

アコード:クラッチマスターシリンダー交換

CL7アコードでは定番のクラッチペダル周辺からの異音が納車時からありまして。
概ねクラッチマスターシリンダーかペダルそのものが原因とのことで、交換で直るようですので部品を揃えました。
でも一気に部品を揃えるとなるとちょっと高いので、余裕の有るときに1個ずつ買っていたのがようやく揃ったので交換することにしました。

部品はこれ

部品たち

購入した部品はマスターシリンダー本体+レリーズへの配管を繋ぐコネクタにリザーバタンク、そしてそれを繋ぐホースです。
折角なのでホースクランプも新品にしようと注文しましたが、取り扱い不可とモノタロウに言われたので今付いているものを再利用です。
あとマスターシリンダーとコネクタの抜け留めピンもうっかり注文し忘れていたので再利用します。
以下に買ったものだけ品番と正式名称を書いておきます↓

  • シリンダーASSY, クラツチマスター:46920-S7A-A05(¥10,170)
  • コネクター, CLUTCH MASTER CYLINDER:46941-S5A-003(¥847)
  • タンクASSY, CLUTCH FLUID:46965-S6A-013(¥1,540)
  • チューブ, CLUTCH FLUID:46971-SDA-Q01(¥1,188)

ここ数ヶ月、モノタロウでの純正部品取り扱いがどうも良くなく、取扱停止中とか取扱終了になっているものが多いです。
なので私はモノタロウで買える物はモノタロウで買いますが、取り扱いできないものは楽天内のGPinnovationだったり、パーツマーケットで注文しています。他にも純正部品通販サイトはあると思うので探してみてください。

まずはここから

クラッチフルードを抜く

作業中クラッチフルードが出てこないように先に抜いてしまいます。ご存じの通りクラッチフルード=ブレーキフルードですから塗装面には付着させたくありませんのでね。
アコードのクラッチレリーズシリンダーは狭いところにありまして、エア抜きのニップルへホースを取り付けるのに少し苦戦しました。見えてはいるんですが思うようにいきません。

出てきたフルード

エア抜きと同様の手順で中のフルードを抜きますが、ご覧の通り黒々していてアレな感じです。液自体はモリブデン入りのような緑がかった黒です。
車検時に交換されているのですが2ヶ月程度でこの有様です。おそらくマスターシリンダーのピストンが摩耗した粉が混じっているんだろうと思われます。ロードスターもそうだったな…。
全て抜けたら次に移ります。

マスターシリンダーの取り外し

パイプを外す

マスターシリンダーが固定されている状態で外した方がやりやすいだろうということで、まずレリーズシリンダーに繋がる金属パイプを外します。
画像にもありますが、パイプの刺さっているコネクターが自由に回るので17mmのスパナで回り止めしつつ10mmのフレアナットレンチでフレアナットを緩めます。

キャップで漏れ止め

パイプが外れました。先ほどレリーズシリンダーのブリーダーから外したキャップをパイプに付けておくとフルードが漏れてきません。
フルードストッパーも持っているんですが殆どの場合これで対処しているのであんまり活躍していなかったりします。

外すのはナット

室内に移ってクラッチペダルの根元あたりを観察してみます。
クラッチペダルブラケットは3点で固定されていて、その内2箇所のナットでマスターシリンダーと共締めになっている構造です。
画像でいうところの下2箇所のナットがそうです。左側はなかなか鬼畜な所にありますが…。

ピンも忘れずに

さらにマスターシリンダーのプッシュロッドとペダルを繋いでいるピンも外さないといけません。
これもまたβピンがあるのがセンターコンソール側の狭い方という鬼畜具合で、ホンダの嫌がらせかと思えるほど。
柄のぶっ壊れた小さいマイナスドライバーでこじっていたら何とか外れましたが、取付の際は反対に向けて取り付けておいた方が良いですね。

ここしかない

ピンが外れたらナットを外しますが、奥の方は普通にはアクセスできませんので12mmのソケットにエクステンションを2本繋いで正面から差し込みました。
これもまた普通には差し込めないので、奥にあるグレーのカプラーを土台から外して、さらにエアコンの吹き出し切換か何かのモーターユニット(四角い黒い箱・緑のコネクタが刺さっているもの)をずらしてようやくナットまで届くという。何だこの作りは。
手前は簡単ですので普通に緩めれば大丈夫です。

外れました

あとは外から引っこ抜けば外れます。ここまでで結構疲れますね…室内側のせいですけども。

古いの一式

取り外した古いマスターシリンダー一式です。
この形のまま分割せず外しました。その方が楽だしフルードも出ませんからね。

新しいマスターシリンダーの取り付け

再利用するもの

まず古いもの一式から今回再利用する3つの部品を外しました。
品番は画像にあるとおりですので、新品にする場合はこれで注文できるはずです。

コネクタを付けました

新しいマスターシリンダーに新しいコネクタを取り付けました。押し込むだけです。
抜け止めのピンは再利用しますが、このように先端を開いてピンの抜け止めをします。反対側を木片にでも当てて置いて細いマイナスドライバー等で拡げます。取り外し時に縮めすぎるとマイナスドライバーが入らずちょっと面倒なことになるかと思います。

組み立てました

古いのと同じ形になるように組み立てました。
ホースに印がついているのでそれが上になるように取り付けます。ホースクランプを忘れずに。

付きました

色々省略しますが…逆手順で取り付ければ大丈夫です。外すよりは楽に感じました。
先にも書きましたが、ペダルに付く部分は反転させてピンを反対から差し込むとβピンが付けやすいかと思います。
奥の方のナットを付けた後は外したコネクタだとかエアコンのユニットだとかを元に戻しておきましょう。この時期エアコンに何かあったら大変ですからね。

ブレーキフルードはお好みで

全て取り付けられたらフルードを入れてエア抜きをします。
私はずっと持っていたDOT4のブレーキフルードがありますのでそれを使いました。クラッチですからホームセンターに売っている安いので十分かと思います。

エア抜きは普通にブレーキ同様行えば問題ありません。
新品ですので最初は中々リザーバーから入っていかないと思いますが、根気よくペダルをスコスコしていればその内ちゃんと入ります。
ちなみにペダルは手で操作した方が楽です。というかブレーキみたいに戻ってこないので手じゃないとやってられません。

最初の内は古いフルードが出てきますのでブリーダープラグを多めに空けておいて、配管内のすすぎの意味で勢いよく出した方が良いかもしれませんね。綺麗なのが出てきてもしばらくはそのまま出し続けました。
気が済んだらブリーダーを少し締めてエア抜きをしました。これも気が済むまでやりましょう。
あとはブリーダーを締めてキャップを付けて、ちゃんとクラッチが切れるか確認をしたら終了です。

クロックスのパチモンは気にしないで…

新品マスターは滑らか静かで気持ちが良いですね。
多少ギシギシ聞こえるのはレリーズ側ですので、近い将来クラッチ交換する時に同時交換します。自分でやる気が出ない所なので。

あと作業日は幸いにも最高気温30℃程度の曇りの日だったので、車庫に居る限りはそんなに暑いとは感じない気候でした。ワークマンの冷感インナーは着ていましたけど。
もし作業されるのならば夏の日中は避けた方が良いです。車内で足下に寝転がって細々やらなきゃいけないので結構辛いと思います。早朝とか夕方やるとか、どうしても…という場合は日陰で扇風機やスポットクーラーなど当てながら行ってください。無理は禁物です。