アコード：フロントアッパーアーム交換とタイヤ組換
リアアッパーアームに続いてフロントアッパーアームも交換することにしました。
ほぼ垂直みたいなキャンバがどうしても気になりまして。
これを用意
定番のCF4（6代目アコード・トルネオ）純正アッパーアームです。ブッシュもくたびれているでしょうから新品を買ってしまいました。
ちなみにCF4だけでなくCF3〜5、もしくはCL1, 3で全部品番は一緒でしたので、購入する際はCF4に絞って探さなくとも問題ありません。
品番は画像の通り、右側が51450-S0A-003で左側は51460-S0A-003になります。
外観はほぼ同じですね。
交換する
まずはジャッキアップしてウマに乗せたらタイヤを外します。
今回使う工具は14-17mmのメガネとフレックスギアレンチ、10mmのソケットとラチェット、ラジオペンチ、大きめのハンマーです。最低限これだけあれば何とかなります。
ボールジョイントを分離してナックルとアッパーアームを外します。
割ピンをラジオペンチで抜いて17mmのメガネでキャッスルナットを緩め、ハンマーでナックルを叩くだけです。
ハンマーで叩くのがアレだという方はプーラーを使いましょう。
あとはアッパーアーム内側から刺さっているボルトを緩めて抜くだけなのですが、車体側取り付け部分が折り返してあるというか…ボルトの頭を半分隠すかのようになっているのでストレートのメガネが真っ直ぐ入らないんですね。
かといってショックを外すのも面倒くさいので滑らない程度にメガネを掛けて一発緩め、後はフレックスのギアレンチで緩める作戦でいきました。
そしてボルトが地味に長いのでスプリングに当たるんです。幸いプリロードゼロで組んでありますのでスプリングを回して抜き取りました。
ABSセンサの配線ブラケットも忘れず外しておきます。
無事に外れました。
パッと見ほぼ同じですね。
重ねてみると10mmほど短いでしょうか。
この分だけネガティブキャンバが付くという算段です。
あとブッシュの幅も違いますのでワッシャを入れて対処します。
こんな感じでテープを使って落ちないようにしました。
ちなみに使っているワッシャは内径10mm・外径22mm・厚み2mmの溶融亜鉛メッキ（ドブ漬け）のものです。
ブッシュ片側2枚ずつ入れて様子見しましたが、結局外2枚・内1枚で妥協しました。
ユニクロメッキの普通のワッシャであればもう少し薄いので4枚入れられるかと思います。
逆手順で新たなアッパーアームを取り付けました。
ABS配線のブラケット取付ボルトが手前に来ますがそのまま取り付けられました。ストロークしてもつっぱたりすることは無さそうです。（要様子見）
1G締めを忘れずに。
さて、気になるキャンバはご覧の通りです。
最初測って見た目ほど付いてないなと思っていたんですが、よく見るとゲージのホイールに当てる部分が歪んでいたのでそれを修正して測り直すとネガティブに約2°とまずまず付いていました。
この程度なら内耗は気にならない程度かと思います。-3°以上で目立ってくるみたいですよ。
タイヤも組み替え
先日買った新しいタイヤを組んでもらいました。もちろんいつものお店。
節約のため廃タイヤは持ち帰ってきましたが…売れたら売ろうかしら。
あとリムガードが低くなったのでホイールの一部が完全に飛び出すようになりました。
MODEL T5はリム端から数ミリのところが出っ張っているんです。これが完全ノーガードになるので気をつけないと速攻ガリってしまいますね。
全てを終えて…こんな感じです。
こう見るとそこそこネガティブキャンバが付いているように見えますね。タイヤと相まってコーナリング限界は結構上がったでしょう。
結構ツライチだったのが程よく引っ込んでホイールオフセット次第で245くらいなら入りそうな予感がします。何となく8.5J+50あたりなら入るかも…？
爪折りとフェンダー叩きだしで255まで入るようですが…今のところそこまでする元気もお金もありません。
まずは現状に慣れてからです。
※早速いつもの朗らか山スピードウェイでテストしてきましたが、仲間のVAB（XYZ RS＋R1R）に今までより断然近い位置で付いていけますね。
ざっくり書くと真っ直ぐで置いていかれ、飛び込みで追いつきコーナーが同じくらいという
純正ヘリカルLSDをもっと使い切れればもっと踏んでいけるはずなのですが、純正レカロではもうGに耐えられなくなってしまい体がズレまくりで支えるのに精一杯。いよいよフルバケを取り付けるときが来たか…。
ちょうど臨時収入が入ったので来月にでもシートレールを買おうと思います。車検のこともあるのでブリッド純正でいきますよ。
良い感じに楽しくなってきたけど、クラッチが気になるから早く変えたいところ。お金無いけど。