ランエボVIII:Defi-Link Meterブースト計取付
ロードスターに乗っているときに先輩からもらった初代Defi-Link Meterがあったわけですが、ブースト計と油温計に油圧計という3点だったのでロードスターには付けず仕舞いだったのです。
ロードスターにブースト計は不要だし、サンドイッチブロックを付けないといけない油関係のメーターは面倒くさすぎて放置プレイしていたんですね。
そして今回ランエボに乗り替えてようやく日の目を見ることになりました。
取り付けよう
まずエンジンルームからやっていこうと思います。
ホームセンターでL字のステーを買ってきました。それをバルクヘッドにあるアースポイント(タワーバーの横)と共締めしてセンサーの取付位置とします。
基本ブースト計のセンサーはホースが真下を向くように取り付ける物ですのでこのようになりました。
続いてホースを分岐させますが、サージタンクと純正センサーを繋いでいるゴムホースがあるので一度取り外しました。
16年経過していますがプライヤーで摘まんで回転方向にグリグリやってから引っ張ると簡単に抜けましたよ。弾力も保たれていたのでこのまま使うとします。
ホースの途中でカットして三又を入れます。最初はホームセンターの園芸コーナーにあるプラスチックのでええやろと思っていましたが、熱の事を考えて真鍮製のものにしました。4mmのものです。
念のためホースクリップで留めておきましたがよほど緩くない限り不要かと思われます。私は手持ちのを使いましたが、8mm用でちょっと緩かったのでプライヤーで縮めて使いました。
次にセンサーからコントロールユニットまでの配線を通しました。
ちょうどアクセルワイヤーが通っている右隣にゴムの盲栓がありますのでそこを利用します。
窮屈な体勢で苦しいですがロングノーズプライヤー等で挟むと割とすんなり外れてくれましたよ。
外れたらコネクターが通る程度の切り込みを入れておきます。
エンジンルーム側は非常に見づらいところになります。ストラットタワーとバルクヘッドの隙間で手も奥まで入りません。
なので針金を使ってセンサー配線を室内に引き込みました。
配線を引き込みゴム栓を戻してホースも繋げたらセンサー本体を先ほどのステーに固定します。
M6ボルトが丁度良いかと思います。
残りは室内ですね。
まずコントロールユニットを固定しました。私はシートで隠れるセンターコンソール脇に両面テープで貼り付けました。
初代のコントロールユニットで縦型というのもありましてここになりました。
現行アドバンスドは操作部別体なのでもっとスマートに取り付けられますね。
オーディオ裏から電源類の配線を分岐してきました。出来ればACCでなくイグニッションから取りたかったのですが車両側配線に傷つけたくなかったため断念しました。
念のためタグ付きタイラップを使って何の配線か記しておきました。
後は配線を纏めてメーターハーネスを接続してメーター本体を良い場所へ取り付ければ完成です。
私はフィッティングキットを使ってステアリングコラムにビス留めしました。まだ中古でも部品はあるだろうということで思い切って穴開けました。
スピードメーターやタコメーターに掛からず視認性も問題無いし配線も目立たない場所はどこかと探るとここになったのです。
当初はAピラーへ取り付けるつもりでしたがレー探との兼ね合いもあり、ちょっと目立つなということで。
動きは
動作確認です。
今まで付けたことのある廉価品より古いのにレスポンスが良くて静かです。さすが日本精機といったところでしょうか。
ただ難点がひとつありまして、ゼロ点が+0.05ズレているのです。目盛り半分。
気にしなければいいだけですが…でも気になる。
やる気が出ればヤフオクかどこかで替わりのを探してみるかもしれません。BFって付くのかな。
※11/5 追記
メーターのゼロ点調整についてDefiへ問い合わせてみたのですが、ご丁寧に回答を頂けましたのでご報告。
以下初代コントロールユニットでの方法となります。
1.IGN ONでエンジンを掛けない状態にする(ACCから電源を取った場合はACCまでキーを回すということ)
2.SELECTボタンを押してワーニング設定モードでターボ計を選択する
3.REC/PLAY ボタンと PEAK/RESET ボタンを同時に2秒以上押す
4.2秒経過後にゼロリセットされ、リアルモードに移行する(終)
ちなみにコントロールユニット2の場合は、2まで同じ(SELECTボタンをWARN/SETボタンに置き換え)で同時押しするボタンがRECと▽になるだけです。
ズレてしまった方は一度お試しください。
試した動画↓