ランエボVIII:別れは突然に
今月初めのことになります。
とりあえずひと段落した感じなので事の経緯でも書いてみようかと思います。
何が起きたのか
とある先輩と2台で農道を走っていたときのことです。
S字になっているカーブの最初の左を曲がっている最中、道路脇から動物(たぶん猪あたり)が左から右へ飛び出してきたのです。
避けないとぶつかる距離だったので咄嗟にハンドルを左に切り足したは良いのですが、無意識のうちにアクセルを僅かに開けていたようでリアがスライドし始めました。
しかし私はそのことに気付かず目前の右カーブ(S字なので)を曲がるためちょっと早いテンポでハンドルを右に切ったわけです。
そこで初めてケツが出てると気付くのですが時既に遅し、無自覚のフェイントで一気にリアがすっぽ抜けカウンターを当てた頃には真横を向いていました。
そのままクルッと回れれば大事には至らなかったと思うのですが、すでに車体は真横でハンドルは左に切っている状態なので中途半端にゆっくりと回りつつ右カーブの外側へ向かっていたのです。
止まれと念じながらサイドブレーキを引きハンドルを真っ直ぐにして進行方向を見ましたがコンクリの壁がもうそこにあって全てを察したのでした。
車体は進行方向に対してほぼ180°回転した状態で鈍角にコンクリート壁にぶつかって止まりました。
しかし運転席側フロントホイールからぶつかったようでホイールが割れていました。その反動でリアもヒットです。
運悪く広めの側溝があって嵌まってしまい身動きが取れない状態でしたのでレッカー要請をして最寄りの車屋へ運んでもらったわけです。
ということがあったのですよ。
人生初の派手な事故を起こしてしまいました。
車両保険の関係で修理見積もりを出してもらいましたが、約130万円と買った時ほどの金額が出まして泣く泣く人生初の廃車です。
まさか1ヶ月でこうなるとは思ってもみませんでした。
最後の姿…
右前からいったのが分かりますね。タイヤがとんでもない角度になっています。
これはサスペンションメンバーまで曲がっている可能性大です。
ホイールのスポークがポキッと折れています。頑丈な純正ホイールが割れるなんて。
相手がコンクリート壁だとたいした速度でなくともこうなってしまうんですね…。
リアはたいしたこと無さそうですがよく見るとタイヤの角度が変です。アームは曲がっているでしょう。
前後ブリスターフェンダーのおかげかドアとかサイドミラーは無傷だったりします。
ボンネットを開けてみると一番の衝撃、エンジンが傾いています。
エンジンマウントの配置がどうなっているのか分かりませんが、メンバーの所にもあってメンバーが曲がったせいで傾いていると考えるのが妥当でしょうか。
あとストラットタワーも歪んでいたりします。
今後は?
現在その運び込まれた車屋で次の車を探して貰っている状態なのですが、またエボを買えれば色々準備した物も使えてベストなのですけれども…保険で出る金額がそれなりでして全然足らないわけですよ。
なのでエボはここまでです。手出しする余裕も無いので保険金の中で探すしかありません。
1ヶ月とは言えメッチャ速いのには乗れたので次は少々落ち着いた感じのでいこうかなとは思っています。
実用性もあって快適だけど走る楽しさは損なわれていない…的な。
とりあえずミッションはMTです。これは譲れないので。
FFか四駆のセダンかハッチバックかといったところでしょうか。
さっさと気持ちを切り替えて次を考えましょ。
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