ステラ:ドライブシャフトブーツとダンパー交換
親のステラをスタッドレスに履き替えていた時に見つけたドライブシャフトブーツの破れと、夏タイヤを組み替えた時に見つけたダンパーのオイル漏れを同時進行で直します。
割とすんなりと修理にGOを出してくれたのでサクッと部品を調達して、後は私が暇になるのを待つだけの状態でした。
ドライブシャフトブーツは交換経験が無いのでティノ氏に教えてもらってから行いましたとさ。
これを使う
ダンパーは純正ではなくKYBのNEW SR SPECIALにしました。
純正はまず注文しにスバルまで行かなくちゃいけないのが面倒くさいし、減衰低めのフワフワ系なのでスタビの無いステラだとロールしまくって不快なのです。ハンドル切ってからのレスポンスも悪いので少しでも改善出来ればとも。
箱の画像を撮り忘れましたが、ブーツは日立(パロート)のネオブーツにしました。
一体型は安くていいけど工数が掛かって面倒くさいので分割式になったまでです。
付けるよ
まずはドライブシャフトブーツから交換です。
ご覧の通り切れてグリスが出てきています。これを放置すると中のグリスが空になってジョイントが焼き付いてしまいます。そうなればリビルトのドラシャと交換でしょうから工賃込み3万円少々は覚悟しなければなりません。
純正ブーツを外しました。ブーツ自体はゴムなのでカッターで簡単に切れますが、バンドはマイナスドライバーを重なっている所の隙間に叩き込んで爪を破壊しつつロックを解除して外しました。
古いグリスはできるだけ拭き取っておきます。
新しいブーツを被せました。
取説では溶着剤を凹側に流し込んでからドライブシャフトに被せて爪を入れていくと書かれていましたが、私はティノ氏に聞いた方法である被せてから溶着剤を流し込む方法を取りました。
くっつけた後です。
事前に聞いていたとおり溶着剤はサラサラしているので凹部に満遍なく入ってくれた模様。
このくらい入っていれば大丈夫でしょう。
付属の強力ホッカイロで温めます。裏面に糊が付いていますのでブーツに貼り付けて落っこちないようにします。
これで8分以上待ちます。
今までの画像を見れば分かるかと思いますが、助手席側ダンパーは外して作業していました。
ブーツがくっつくまで反対側のダンパーも取り出しておきます。
取り出した勢いでNEW SRに交換してしまいました。8分はとっくに過ぎています。
まだ4万キロも走っていないのでダンパーの他は全て移植しました。
そんなこんなでブーツがくっついたので仕上げます。
小さい方のグロメットをブーツとの間にねじ込んでバンドで留めてから、ブーツをめくって付属のグリスを全量注入です。
その後大きいグロメットを入れるわけですがこれがやりにくいことこの上ない。切れているところからズレるのがイラッと要素。
バンドも爪に引っ掛けて倒すのですが、押さえてないと起き上がってきます。割と強めなのでそれなりの力で押さえつつカシメというかアレを折りたたまないといけないのが面倒くさい。狭いのが一番の原因ですが。
ブーツが終わったらダンパーを戻します。ABSもスタビライザも付いていないのでシンプルで簡単です。
というかR2と同じだから慣れた作業です。
漏れまくりのリアダンパーはこんな具合。ナックルを通ってロアアームにまでオイルが達しています。
当然ボルトナットもオイルでベタベタ、外してまずは掃除からです。
スプリングやダストブーツもベタベタだったのでできるだけ綺麗にしてから組み替えました。
…この先画像はありません。
交換後は
近所をひと回りしてきましたが中々良い感じです。
割と固めで私好みです。収まりの悪さは消えて安定性が向上、カーブでのロール量も明らかに減少しましたしステアリング切り始めのレスポンスも良くなりました。
純正スプリングとNEW SRの組み合わせは良いです。STIスプリングでも良さそう。
私自身NEW SRは初めてでしたが予想より全然良いですね。純正でフワッとしている車種には良い選択かと思います。
背の高いミニバンには特に良いかもしれません。