R2:テール/ストップランプをLEDに交換
以前から気になっていたテール/ストップランプ用のLEDバルブですが、まともなメーカー製でまともな光量のものが思いのほか手ごろな価格で売っているじゃないですか。
ということでささやかながら自分から自分への誕生日プレゼントとして購入してみました。
何を選んだか
今回選択したのはPHILIPSのVision LEDシリーズ、規格はT20ダブルになります。
超有名どころのPHILIPS製ですから下手な商品は出してこないでしょう。この上にX-treme Ultinon LEDというより明るい物もありますが、そちらは明るすぎて違和感がありそうなのと値段が少々高いのでスルーです。
LEDにするとこれが要る
このような抵抗器が必要になってきます。特に球切れ警告灯が付いている車には必須でしょう。
また、私のR2はABS搭載車でLED球に交換して10分も走るとABS警告灯が点灯します。
おそらくABS回路内で電流量を計測しているがために消費電力の少ないLEDにしたことでエラーが出たものと思います。
そこで上記の抵抗器を繋いで消費電流を少し増やすことでエラーを出なくするわけですね。
折角のLEDなのに抵抗を繋ぐのも本末転倒な気もしますが、1個6W相当とのことで白熱電球よりはマシです。
これを選んだのはR2で左右1個ずつ繋げば問題なかったとどこかに書いてあったからです。どこだったかは忘れましたw
またこのようにハイマウントストップランプ(写ってませんがテールランプも)がうっすら点灯してしまう、いわゆるゴースト点灯という現象が起きます。
このゴーストを解消するための抵抗が上記画像の赤い方です。これをハイマウントストップランプの配線に並列に入れます。
そうするとハイマウントだけでなくテールのゴーストも解消されました。おそらく回路内に1個あれば良いようです。
取り付ける
まずは抵抗器を取り付けようと思います。このあたりの内張を外しました。
テールランプユニットも外します。そして配線色の確認です。
赤緑黒の3色ですが黒はアースでしょう。どこぞの情報では緑がストップ、赤がテールだそうです。
室内側に戻ってコネクタ手前の配線を確認します。ここに抵抗器を並列に接続します。
短いですけどギボシでがんばります。
抵抗器自体はストラットタワーのあたりに両面テープで貼り付けました。後日燃える前に200℃耐熱のものに張り替えるつもりです。
抵抗器には元々20cm程度配線が付いていますが届かないので突き合わせスリーブで延長して上まで持って行きます。
電球自体はそのまま入れ替えればOKです。極性だけ注意してください。
点けてみる
まずは左だけ交換して比べてみました。どちらもISO100、F2.8、1/50秒固定、JPEG撮って出しリサイズのみです。
PHILIPS Vision LEDはリフレクタを活かす設計なため、後ろから見ると本体は影になってしまいますが反射光は十分に明るいです。
またLEDが左右に4個ずつ配置されているので上下方向はどうしても影が出来てしまいます。フォレスターだとリフレクタのメッキがキラッキラなので反射しまくってカバーしてくれそうですが。
テールランプ(ポジション球点灯状態)の場合はこんな感じです。上と同じく、ISO100、F2.8、1/50秒、焦点距離も9.2mmで合わせてJPEG撮って出しリサイズのみです。
肉眼で見るとLEDの方がやや明るいですね。新品の白熱球と比べれば同等レベルかと思いますので違和感は少ないんじゃないかと思います。
ブレーキランプ点灯時です。
こちらも白熱電球と同じかやや明るいくらいで十分。明暗の差も電球同等ですから視認性は問題ないでしょう。
ハイマウントストップランプと比べても暗いことはないですね、むしろ明るく感じます。
外に出してあえてiPhoneで撮ってみました。日陰とはいえこれだけ認識できていれば十分でしょう。
↓動画も撮ってみました。マニュアル露出に切り替えてありますが…たぶん露出は固定できていません。
要は
今回ポジションランプやライセンスランプと同じノリでテール/ストップランプをLEDのものに交換してみましたが、なかなか一筋縄ではいきませんね。
でも手ごろな価格で実用性のあるLEDバルブが手に入るようになったことは素直に良いなと思いました。しかも信頼できるPHILIPS(中華製造だけど)のものが。
おいそれとはお勧めしませんがちょっとした配線加工が出来てどの配線がどれだって分かっているのなら交換してみても良いかもしれません。
ブレーキ踏んで止まっているときの振動が少し減るかも(私は減りました)。