MSアクセラ スピーカーグリル取り付け
先週交換したHERTZのスピーカーが何だか音抜けの悪い感じがするので、付属のグリルを付けてみます。
まずはドアの内張を外して、部屋まで持ってくるところからですね。
クソ狭い我が家(推定築40年)のクソ狭くて急角度な階段がネックでした。
今回は画像多めで、シンプルに書いていこうと思います。
運転席側の内張です。下のビニルテープは無関係です。たまたま付いてただけ。
裏返して、スピーカーグリルの所です。ここを周りの円に沿ってぶち抜きます。
まず一番外にある縁の部分を取り外します。シルバーのリングですね。
そのためにはニッパーなどで裏からこのリベット状のプラスチックを切り取る必要があります。
切り取るとほぼ間違いなくコレがぶっ飛びますので。私は天井まで飛ばしました。何かしらの対策は必要かと思います。
全部切り取ってフリーにしてやると取れます。裏から細いものでつつけば簡単です。
これは最後にまた使うので、傷付かないように保管しておきます。
この段階でグリルを当ててみて、どこまで切れば良いのか確認しておくと良いです。
私の場合、丁度目安となる線があったのでここまで切ることにしました。
まず手始めに網の部分を切り取りました。割と柔らかいのでカッターで切れます。
でもホットカッターとかリューターがあればもっと楽だと思われます。
あとはここから地道に削っていきます。現物合わせでひたすら削る作業です。
勢いよく削っていくとたぶん拡張しすぎになると思われますので、細々確認しながら進めると良いでしょう。
だいたい良いところまで来たらグリルをはめてみます。
ややきつめくらいが良いかと思います。
キツすぎるとそもそも入りませんし、緩すぎると固定で苦労するはずです。
で、このあと冒頭で切り取った縁の部分(シルバーリング)をはめるわけですが、このグリルに限り一部加工をしなければなりませんでした。
このグリルは本来3個で構成されていて、今回使う一番上の網の下にフレームが付いてたりするんですが、その逃げのために網表面が一部もっこりしてます。
そのもっこりが外周部まで及んでやがりますので、それを逃がすために一部切削加工が必要なのです。
画像のように当たる部分を適当に加工します。
加工後はこんな具合。割と良い感じに逃げてますね。
上記加工だけでもよかったんですが、ちょっと据わりが悪い感じなのでもうちょっと削り加工です。
内側の盛り上がってるエッジを削ってフラットにします。これでピタッときました。
あとはリングを填めるわけですが、とりあえずの固定として両面テープを使います。
正直もうちょっと密度を増やした方が良いです。これだけだと微妙に浮きました。
あとは裏返して、グリルとリングをまとめて接着剤で固定します。
当初はグルーガンでやってましたがどうも頼りない感じだったので、私の中で最強の汎用性と接着性を誇るスーパーXを使用しました。
今回は惜しげも無くたっぷりめに。あんまり使う機会も無いですし。
これでも心配なら、内張の縁で隠れる部分に小さい穴を開けて極細の針金で縛り上げても良いと思います。そうすれば位置もずれにくいと思います。
そして一晩置いたのがこちら。十分に固定されていますので、取り外す場合は削るしか無いかもしれません。
割と綺麗な感じで出来ました。
その日の晩に助手席側も同様の手順(一部飛ばしたけど)でやって、両方完成です。
やっぱ2枚分となるとスペース取りますね。狭い家はこれだから困る。
車に取り付けました。
スピーカーコーンのオレンジ色がよく見えます。これは期待できそうです。
運転席から見るとこんな感じ。
グリルを交換したと言わなければ分からないレベル。細かい部分の粗はぱっと見では分かりません。
結構満足度高いです。時間掛けてやった甲斐があったというものです。
早速音を確認です。
適当にいくつかのアルバムを選んで聞いてみたら、どれも以前より中域が出た感じです。
あと音がよりスッキリした感ありです。雑味が減りましたね。
ミッドとツイーターの繋がりも寄り自然な感じです。音場も上がりました。
これだけ確認できた感じです。グリル一つでこうも変わるのかと思い知らされましたよ。
あとこれらのせいだと思うんですが、サブウーファーとの繋がりがアレな感じです。何か違う。
ナビのHPFとLPFのプリセット値がカスなので、両方80Hzでクロスしちゃってるんですよね。(80Hzの上が125Hz、下は50Hzで離れててどちらも繋がりが悪い)
今まではなぜか上手いこと聞けるレベルだったんですが、こりゃLPFだけはZX200.2のを使って追い込む必要がありそうです。
明日実施予定。時間があればアンプの位置も変えます。
以下ちょっと余談。
スピーカーケーブルをドア内へ引き込むために、車体側コネクタの確認をしました。
ゴムブーツを外し、コネクタを見える状態にします。
爪を上下4箇所解除すれば取り出せます。
この爪、上側2箇所と下側手前1箇所は割と簡単に解除できるんですが、下側の奥が難しい感じです。
単にスペースが無いだけなんですが、長くて細くてコシのある棒状のもので突けば割と楽にいけます。
私は全て細いマイナスドライバーでやったんですが、下奥はドアの開きすぎストッパー(正式名称分からん)の下から手を入れて何とかなった感じです。
で、ある程度は引っ張り出せるので(それでもスペースは厳しいかも)見てみると、いくらか配線の通ってないスペースがありました。
そこなら14AWGくらいのスピーカーケーブルも通りそうな穴が開けられると思われます。
ただし、ゴムブーツ内をストレス無く通せるだけのスペースがあるかどうかまでは分かりませんので、16AWGか18AWGにしておいた方が間違いないと思います。
助手席側はこんな具合です。運転席側を確認しようとしたら顔に1滴の雨を感じたので止めました。(その後結局降ってないけど)
運転席側はより配線が多くなるので、配線の通ってない箇所は少ないと思われます。
ただし、配線の刺さっている部分の上に一部フラットなところがありましたので、そこに穴を開けられれば通るはずです。
また確認してみるとします。