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アコード:リアトレイスピーカー交換

前後ドアスピーカーを交換してから特に左右バランスに違和感があったのですが、原因が特定できていなかったのです。
若干位相も変な感じがありしばらくモヤモヤしていたんですけれど、ようやく原因を突き止めることができました。

これが原因


エッジの破れも無く唯一生き残っていたと思われたリアトレイのスピーカーですが、なんと助手席側から音が出ていなかったのです。
取り外して運転席側のコネクタに挿してみても音が出ないし、テスターで当たってみてもオープンだったのでボイスコイルの断線あたりでしょうか。
念のため運転席側のスピーカーも外して助手席側コネクタに挿すとちゃんと音が出るのでハーネスとアンプは無事のようです。
というわけでスピーカー交換です。結局全部か…。

これにしました


正規輸入品 KICKER/キッカー 46 CSS694 16×23cm セパレート 2way スピーカー 2019年モデル
Kicker

KICKERのCSS694を選択です。
ドアスピーカーのように純正中古を探しましたがホンダ用は全然出てこないのです。楕円というだけで少ないですからね。
他メーカーにも楕円スピーカーはありますが、コネクタが違っていて色々面倒くさいので無しです。
ということで社外品に行きついた感じです。

何故KICKERかというとセパレートがあって低音がしっかりしているからです。
一応30Hz〜となっていますが真に受けるつもりはありませんw
ちなみに付属のネットワークとツイーターは使いません、ミッドだけ欲しかったのです。理由は後述。

取り付ける


ミッドだけ取り出して眺めます。
エッジが幅広でストローク長そうな予感がしますね。サブウーファーと同じような模様も付いていて低音に期待できそうです。


車体側コネクタは無加工でいきたいのでファストン変換の配線を作りました。
手持ちの16AWGスピーカーケーブルに110と187の端子を付けてサクッと。


車体側に差し込むのにこんなのを買ってみました。
本来はハウジングに収めて使うものですが、車体側コネクタに合うハウジングが見つけられなかったので中身の端子だけ使います。
住友の187型TSシリーズオス端子(Mサイズ)というものだそうで。車体側のハウジングはおそらく特注なんじゃないかと。
たぶん普通のファストン端子で刺さると思うのですが、一番相性の良いものを使いたかったので。変なこだわり炸裂。


繋ぐものを繋いで固定しました。
ボルト穴のピッチが違っていて対角2箇所しか固定できませんでした。新たに穴を開け直してタップ立てる気力も無いので2点留めで使います。
ちゃんと音が出ているのでこれで完成です。

アコードのプレミアムサウンドシステムはどうやらちゃんとネットワークが入っていて、全てのスピーカーにハイパスなりローパスなりのフィルターが掛かっています。
私の耳で聞いた限りでは…フロントドアスピーカーは6〜8KHzあたりでローパスが、ツイーターは6KHz程度からハイパスが掛かっている感じです。
リアドアスピーカーは100〜160Hzあたりで-18dB/octくらいのスロープでハイパスが。リアトレイスピーカーは80Hz前後で-24dB/octくらいのローパスが掛かっている予感です。
リアトレイだけレベルが結構落とされていて、サブウーファー的使い方がされています。
ですのでリアトレイのスピーカーはミッドだけ使ったのです。コアキシャルで折角ツイーターが付いていても鳴らないのなら意味がありませんからね。

もしスピーカー交換されるのであればこの辺を念頭に置いて(上記数値は私の聴感上のものですから当てにしてはいけません)スピーカーを選んだ方が良いですね。
個人的にはリアトレイスピーカーのレベルを上げたいところですが…アンプの中がどうなっているか分かりませんので難しいでしょうな。

とありあえずスピーカーが全て正常になったのでヨシとします。
ヘッドユニットのCDチェンジャーも壊れていてリードエラーがでてすぐ吐き出されるので、出来ればちゃんと動く中古と交換してみたいところです。
欲を言えばプレミアムサウンドシステムを撤去して普通の2DINナビを入れたいのですがね。