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気になる車を試乗してきました

友人から誘われて気になる車の試乗へ行ってきました。
ここ数年試乗なんて行ってなかったので楽しみでしかたありませんよ。

まずはこれ



実車の画像は取り忘れましたのでカタログでご勘弁を。
これは友人の希望でチョイスした一台です。HA36型のアルト ワークスになります。
Webで試乗車を検索すると最寄りのスズキディーラーに5MT車があったのでそこへ行ってきました。やはり試乗するからにはMT車でないと意味がありません。クラッチペダルの無いワークスなんてちょっとアレです。

店舗へ着いて対応してくれたのが何気に店長さんでした。私が車の営業をしていたときに良くしてくれた営業氏とも久々の対面です。
早速アルトワークスの試乗に来たと伝え、誓約書を書いて待つこと数分で黒いワークスが用意されました。
先に友人が運転し、私は助手席、店長さんは後部座席へ。

室内の質感は最近の軽自動車らしく必要十分かと思います。ドア内張が薄かったのはちょっとでも広く見せるためでしょうけど…12年前のR2よりペラペラなのは何ともアレです。
レカロシートも付いていましたが…正直私には合いませんね。腹回りはスッカスカ、肩は狭すぎて若干背中が浮き気味です。こればっかりはしょうがないのかな。
メーターもワークスというからにはタコメーターをセンターに置いて欲しかったところ。それか左右2眼にして大きく表示させて欲しかった感じです。あとレッドゾーンが7000回転からというのもワークスらしからぬ感じでちょっと物足りないです。せめてあと500回転…。

さて、運転してみてどうかといいますと…何だかんだ楽しいですw
ショートストロークなシフトレバーは少し安っぽい感触はありますが、節度感があっていかにもギア変えています!感が出ていて嫌いではありません。ガチャガチャというよりゴゴッとした感触でした。まだ1000kmも走っていない新車でしたからこれから馴染むともっとスムーズになるんでしょうな。
クラッチは軽いです、軽四ですからね。友人Kの家のワゴンRみたいに唐突に反発が強くなるタイプではなく、踏力に比例して重くなる扱いやすいタイプです。

1速で発進して道へ出るともうすぐにブーストが立ち上がってググッと引っぱっていってくれます。低回転からトルクの出る特性で乗りやすいし、実用域で速さが体感出来るのでどこででも楽しく走れそうですね。
慣らしも終わっていないレベルなのであまり引っぱったりアクセルをガバッと開けたりしませんでしたが、スルスルとスピードにのってまったく不満はありません。
足回りは固いですね。でもストロークもあって変に突っ張ったりする感じも無かったので個人的には良いと思います。R2と同程度の固さ感で、よりダンパーが仕事している感じ。
ちょっと気になったのがブレーキです。初期制動はかなり控えめで、結構しっかり踏まないと効かないタイプです。というかまだ当たりが付いてない感がありました。
逆にしっかり踏めるのでヒール&トゥはやりやすかったかなと。

この新型アルト ワークス、ノーマルで乗るにはとても良い車だと思います。弄るとしてもマフラー換えたり車高調入れたりする程度でしょうか。
エンジン本体がR06Aですからあまりいじくり回すには向いていませんよね。エキマニが外部露出していないでヘッドにタービンが直で付いているなんて。
あとK6Aよりもっと軽くなっているそうで、クランクシャフトとかコンロッド、ピストンあたりはフリクション低減のために強度が低いかと思います。ブロックもおそらく剛性が落ちているんじゃないかなと予想します。
K6Aの時はタービン交換100馬力仕様なんて十分現実的なチューニング内容でしたが、このR06Aだと未知数です。この先色々パーツは出てくるでしょうが、K6Aのようにはいかないんでしょうな。

あと個人的に過去にあったワークスRみたいな競技ベース車が出てくれたら嬉しいなと思います。
正直レカロもKYBダンパーも要らないから安くして欲しいというのが本音です。ワークス買う人は自分好みにパーツを買えちゃう人が多いでしょうから需要はあると思うのです。

続いては…

さて、試乗は1台だけではありません。今度は私の希望です。


マツダ ロードスターです。新車で買うならこれしかありません。
前々からいつものマツダディーラーに試乗車があるのは知っていたんですが、MTかATかが分かりませんでした。Webの試乗車検索を使って調べるとMTのS Special Packageだそうです。やったぜ。
というわけでMSアクセラを降りてから何年かぶりにマツダへやってきたのでした。

しかし、あの時とは違って駐車場に車を駐めてもお出迎えがありませんでしたw
中に入っても誰も反応しません、何か雰囲気的にアレだなと。
友人と共にとりあえず席に座って待ってみましたが…ダメです、行くしかありませんね。
ということでカウンターの端に見覚えのある営業A氏がいたのでどうもどうもと挨拶すると、びっくりした顔で「いつもありがとうございます」と返ってきましたとさ。憶えていてくれたことにちょっとだけ感激ですw

早速ロードスターの試乗をしたいと申し出るといつものように名前を書いて、オープンにするかクローズドにするか聞かれました。恥ずかしいので閉めといてくださいと伝え待っていると、良い音を響かせてロードスターがやってきたのでした。


ロードスター自体は過去NB、NCと乗ったことがありますけれど、このNDはまた違いますね。
ここ最近のマツダらしく質感が高く良い感じの内装です。メーターもちゃんとセンターにタコメーターを配置したスポーツカーらしいもの。
左側の水温計が欧州車みたく温度表示があるものです。ただし100℃からなのであまり動きません。

それにしてもこう足を投げ出す系の車は久しく乗っていなかったので何だか新鮮です。
低く腰を落として乗り込む感じがいかにもスポーツカーですからそれだけでも気分が盛り上がるというものです。
ドライビングポジションは合わせやすく、シートも全然悪くないです。思ったより柔らかかった印象ですね。


さて、色んな意味で有名なマツダコネクトが付いていました。
ちょっと触った程度ですが、まぁこんなもんかなと。実際にナビの動作とかBluetooth接続とか試したわけじゃないので何とも言えませんが。


シフトノブは球形で私好みですね。
Rの入れ方は押すタイプでMSアクセラの時と同じでした。
縦置きミッションで直接生えているタイプですから節度感は抜群、ワイヤーやロッドを介している車しか所有したことのない私からすれば「これだよ、これ!」です。
クラッチはMSアクセラのような重くて唐突に繋がるタイプではなく、先ほどのアルトワークスのように滑らかタイプで扱いやすいです。もちろん軽いですよ。

実際走ってみると130馬力ですが不足感は全くありません。1010kgの車体と相まってとても軽快です。
いつもの試乗コースだったので荒れた路面もあったのですが、良く動く良い足という印象でした。乗り心地は良いです、固すぎず柔らかすぎず。
ブレーキもナチュラルな感触で思ったように効いてくれました。が、オルガン式アクセルペダルのせいかヒール&トゥをしようとしたらアクセルが煽れないというw 意識してかかとを押し込まないといけませんね。

それにしてもアレですな、すっげー楽しいです。めちゃくちゃ欲しくなりましたので買うことにしました。マジで。

買うとは言ったものの

ちょっと現実を見てみるコーナーです。買うことは決定事項ですけども一度整理しますよ。

…長くなりそうなので次のエントリに書くことにします。