アコード:簡単な場所のエンジンマウント交換
前々から交換しようと思っていたエンジンマウントですが、とりあえず簡単に交換出来る場所から手を付けていこうと思います。
エンジン本体に纏わるマウントというのはフロント・リア・サイドの3つなのですが、今回はサイドのマウントを交換します。
マウントはこれ
社外強化品もあるにはあるのですが、ショップ製の純正改造品なため信頼性が謎だったりします。
なので今回はホンダ純正部品を使うことにしました。価格的にもショップ製強化品より安いので。
品番は 50820-SEA-E11 です。
交換する
今回交換するマウントはボンネットを開けて向かって左側、ウィンドウウォッシャーを入れるところの隣にあります。
ボルトの二面幅は全て17mmでした。
ちなみに残り2つあるマウントはサブフレームに取り付けられていて車庫でやるにはちょと気合いを入れないといけなかったりします。サブフレームをずらすというか半下ろし状態でエンジンを別途支えないといといけないので難易度高めです。
まず手始めにエンジンを支えます。
ジャッキをオイルパンにそっと掛けて(持ち上げない)エンジンが傾かないようにしておけばよいです。出来ればオイルパンとジャッキの間に板でも挟んでおいた方が精神衛生上よろしい感じです。
エンジンが支えられたらブラケットを外します。
最初KTCの9.5sqロングスピンナーハンドルで緩めに掛かりましたがダメで、コーケンの12.7sq 600mmのものでやると簡単に緩みました。長さ大事。
12.7sqのソケット自体ろくに持っていないのですが、以前後輩からもらったsnap-onの17mmが丁度あって心置きなく力を掛けられて良かったです。
あとはエンジンマウント本体を留めているボルトを外せば良いわけですが、ちょっと奥まっているのでエクステンションとかディープソケットは必要になるかと思います。
私は12.7sqの長いエクステンションをもっておらず150mmのもの1本だけしかありません。なのでこの前買ったTONEのロングなホイールナットソケット(130mm)を繋いで緩めました。
手前のボルトを抜いてみてびっくり、錆で盛々状態でした。
おそらくフレーム貫通部分で水が溜まっていたのでしょう。構造的に抜けにくいとかあるかもしれませんね。
ワイヤーブラシで錆を落としてとりあえずシャシブラック吹いておきました。転換剤は乾燥に時間が掛かるので。
後は新しいマウントを取り付けて元に戻せばよろしい感じですね。
締め付けトルクは感覚でやりましたが、ブラケットとマウントを留めている横向きのボルトだけは注意した方が良いです。というのもブラケットがアルミ製でそこにネジが切ってありますので過度なトルクを掛けると潰す恐れがあります。
あと各ボルトは長さがバラバラなので場所を間違えないように注意です。
ついでに
そろそろ時期的に丁度良いかなということでスタッドレスから夏タイヤに履き替えておきました。
RT615K+は残溝的に今年中に交換でしょうか。次はちょっと変わったのにする予定です。(廉価)
そしてこのスタッドレス、ヨコハマの海外向けIG52C(3年落ち新品)でまともに雪の上を走った感想としては普通に使えるなというところ。相応の運転さえすれば特に不満はありません。
耐摩耗性も悪くない気がします。コンパウンドが多少固いのかもしれませんけどね。
ということでエンジンマウント1個交換完了です。
ミッションマウントと合わせて左右方向のマウントは新品になりましたので、あとは前後方向のエンジンレスポンスに影響する2個を残すのみです。
1万4千円が2個とちょっと高いので交換はもう少し先になりますでしょうか。自分でするかは分かりませんが。
頑張ってお金貯めましょう…。(貯まる保証なんてない)
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