スポンサーリンク

ワゴンR:フロントアッパーマウント交換

久々にカーチャン氏のワゴンRが登場しますよ。
不具合が2件あるのですが、まずは段差でゴトゴトいうのを直します。
どちらかと言えばこれはついで作業だったりして、メインはもう1件の補機ベルトの滑りです。盛大にキュルキュル鳴いていてボロクソ感が増し増しで恥ずかしいので。

こちらを用意

今回は上

純正部品のアッパーマウントを左右2個です。品番は 41710-76G01 になります。
ベルトも写っていますが、PartSouqで調べたらエアコンベルトしか見当たらずとりあえず同時注文したものです。K6Aは2本掛けなのでウォータポンプとかオルタを回すベルトも必要になりますが、別途注文してまだ届いていないのでまずはアッパーマウント交換からです。

交換する

手は届く

何となくこの手の車はワイパーカウルを捲らないとアッパーマウント周辺に手が入らないイメージでしたが、助手席側のECUをずらすくらいで特に手間無くアクセス出来ますね。

ECUはずらすだけ

ECUステーのM6ボルト2本を外して手前に引っ張るとECUが外れるので配線は付けたまま横にずらしておきました。
これでナットが外せます。

ストラット

ジャッキアップしてウマに乗せてからダンパーを外していきます。
よくあるストラットなので特に苦労はありませんね。スタビリンクとブレーキホースステーとABSのセンサを外してからナックルと分離の流れでしょうか。

共回る

スタビリンクはネジ山の錆とか汚れが多かったのでワイヤーブラシで大まかに取って油吹いてから緩めました。
ここは今まであまり共回りした経験は無いのですが、今回はしっかり共回りしたので六角ソケット併用です。

外れた

そんなこんなで全て外れました。ナックルの所は超ロングストレートメガネの使いどころですがインパクトで外してしまいました。せっかく買ったのにまだ活躍していない…。

ダンパー摘出

左右ともダンパーを取り出しました。
アッパーマウントの固定ナットですが、セミディープソケットが丁度良いかと思います。…あれだけ買うとか言っておきながら実はまだ買っていなかったりします。(この記事書き上げたら注文します)

微妙なひび割れ

画像はありませんが、スプリングコンプレッサーでバネを縮めてアッパーマウントを外しました。
パッと見て分かる劣化箇所はありませんが、強いて言うならこのゴムの下の部分にあるひび割れでしょうか。
何にせよストラットで上の方からゴトゴト聞こえるのは十中八九アッパーマウントなので新品交換です。

損傷無し

その他の箇所は特に損傷はありませんでした。オイル漏れも滲みも無く、バンプラバーも生きているしダストブーツも朽ちていません。
ベアリングも変えようか迷って結局注文しませんでしたが実物を見て問題無しなのでこのまま組み上げます。

完成

サクッと組み上がりました。
トップナットの締め付けトルクは50N・mだそうですが、このままではかなり苦しいので車に付けてから締めるとします。とりあえずラチェットで固くなるまで締めておきます。

この後画像はありませんが逆手順で戻しました。
ちなみにナックルの所は85N・mの締め付けトルクだそうです。ホイールナットと一緒ですね。
アッパーマウントのナット2個は30N・mだったかな。

これでゴトゴト音は解消しました。そんなに高い物でもないので音が気になったらさっさと交換してしまった方が良い感じでしょうか。
さて、残るはベルト交換です。果たして無事にオルタネーターの固定ボルトは緩められるのでしょうか。