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アコード:バッテリー交換とAUXアダプタ改良

先月あたりから何となくセルの回りが弱くなった感があったんです。
その時はたまたまかと思っていましたが、ここ最近明らかに弱々しくて出張から帰ってきて3日ぶりくらいにエンジンをかけるとギリギリ1歩手前くらいだったのです。
これはもう本格的に寒くなる前に交換しておかないと上がりかねないと判断して新しいのを買うことに決めました。

これにした

欧州車でお馴染みVARTA

以前から気になっていたVARTAのBLUE Dynamicにしてみました。
さらにサイズも1つ小さくして鼻先を少し軽量化してみる算段です。概ね2kgくらい軽くなった予感です。
小さくしても5時間率とCCAは純正バッテリーより少なくならないようにしました。
現在装着されているのはオートバックスオリジナルの65B24L(日立 Tulong ECO同等品)で、5時間率は36Ahで同じ、CCAは不明ですがJISでは425Aとのことでちょっと少ないけど新車装着バッテリーの295Aより高いから問題なしです。

補水不要だそうです

本体はこんな感じでボッシュとかACデルコみたいな感じです。
補水不要のメンテナンスフリータイプはめんどくさがりな私にはピッタリです。そもそも今まで補水したこと自体ないけども。

インジケーターは緑ですね。これもボッシュやACデルコと同じです。つまり…?

OBDⅡでバックアップするやつ

あと今回からバックアップするやつを導入してみました。OBDⅡ端子に接続して使える手軽なやつです。
これはカーメイトのもので単4乾電池を6本も使うのでアレですが、ストレートから出ている9V電池を使うものの方が電池1個で済むのでより手軽かと思います。

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交換…の前に

常時電源が来ている

ずっと何とかしたかった中華AUXアダプタの不具合、ふと調べてみたら解決できそうだったのでちょっと加工してみることにします。
不具合というのは、一度エンジンを切ると次使うときにソース切換(AUXからラジオやCDなど)をして再度AUXに戻そうとすると切り替わらないというもの。ヘッドユニットの電源入切でも同じです。
こうなるとヘッドユニットからコネクタを抜き差ししないと直りません。

そして何よりエンジンを切ってキーも抜いているのにインジケーターランプが点きっぱなしになっているのです。
つまるところこれが原因です。
エンジンを切ったときにこれもオフにならないと次回ヘッドユニットが上手くAUXアダプタを認識しないというか、通信がおかしくなるんでしょうね。
あと他のメーカー製でアコードに使う場合はキーレスの到達距離が極端に短くなるので専用品番を用意しているのです。これ何が違うかというと、電源をコネクタからではなくACCから別途取るようになっているらしいんですね。
つまり常時電源を突っ込むと不具合が出るということです。確かにキーレスはドアの真横に来ないと効かないレベルですよ。

GA-NET

さて、ヘッドユニット回りをバラしてAUXアダプタのコネクタを外しました。
このアダプタのピンアサインなんて分かるわけもないんですが、規格としてはホンダのGA-NETというのを使っているわけで、そっち方面からアプローチしたら判明しました。
配線の刺さっている側から見て左上が+12V、下段左から5番目がアースということで電源はここから供給されています。
この左上の配線を抜いて別途ACCから分岐させて接続します。それだけで解決ですよ。

ギボシ付けた

オートゲージのメーターかのごとく配線が細いので3回折りくらいにして気をつけてギボシをカシメます。
この細い線たちを覆っているシースはアンテナ線のS-5C-FB同軸ケーブルみたいにアルミ箔+編み込み銅線でシールドされていてちょっと驚きです。中華製だけど一応ノイズのことも考えてあるんですね。

折れないように

手持ちの配線をシガーソケットのACCから分岐させて接続しました。
アダプタの配線がとにかく細くて貧弱なのでできるだけ折れ曲がらないようにしておきました。
テープでグルグル巻きにしてもいいでしょうね。

これで無事にエンジンを切ったらちゃんとアダプタの電源も切れて、次回始動時もちゃんとオーディオソースの切換が機能します。
ようやく正しい状態になったし、気軽にラジオが聴けます。今まではAUX固定だったのでいちいちradikoアプリ経由で聞かねばならなかったので不便でした。だから殆ど聞いていなかったんです。
普通にラジオは好きなので地味に嬉しいですw

ようやくバッテリー交換

オートバックスクオリティ…

現在付いているのは前述の通りオートバックスが過去に売っていた65B24Lです。中身は日立化成(現:昭和電工マテリアルズ)のTuflong ECOですね。
私が乗り始めた頃の走行距離は98,000km半ばくらいだったと思うので、前所有者が交換して1年半くらいは3,000kmしか走っていません。これはバッテリーにとってあまり好ましくないですね。
この間に結構劣化が進んでしまったのかもしれません。

電池を入れたら光る

まずバックアップするやつに電池を入れておきます。インジケーターが光ればとりあえずヨシ。

OBDⅡ端子は運転席足もと

アコードのOBDⅡ端子は運転席足もと右側にあります。
私の場合レーダー探知機が刺さっているのでそれを抜いておきます。

この状態で正しい

バックアップするやつを差し込むと真ん中のインジケーターが光ります。光らなければその車には使えません。
メーカーは2006年1月以降のOBDⅡ搭載車じゃないとダメと言っていますが、OBDⅡの規格に合っていれば私のように2003年式の車でも使えます。
2006年1月以降生産の新型車からOBDⅡ装備が義務化されたのでそう書いてあるんだと思います。しらんけど。

ラベルが逆向いた…

サクッと入れ替えです。特に難しいこともないですが、バックアップしているのでターミナルの接触によるショートには気をつけましょう。
バッテリーカバーが合わなくなりますがとりあえず付けておきました。気が向いたらFD2 シビックRの純正品に交換するかもしれません、800円くらいらしいので。
あと押さえの金具が何か湾曲しているし塗装が禿げて錆も出ているので変えようかなとも思ったり。

記録

記録として交換時の距離を撮っておきます。
今まで最長で3年半くらいしか1台の車に乗ってきてないのでバッテリー交換なんてサンバーとR2で1回ずつやっただけだったり。あとカーチャン氏のステラも1回やったか。
アコードは少なくとも今までのような3年とかじゃ乗り替えるつもりはありませんので、もう1回くらい変えそうですね。

それで始動性はどうなったかと言えば…無事改善されました。
セルの音すら変わった感覚で軽快です。
あとたぶんこれはプラシーボでしょうが、オーディオの低音の出方が変わった気がします。音量が増したとかそういうのではなく。微妙な表現しか出来ないのが悔やまれますが、どうせプラシーボだからいいか。

というわけで無事にバッテリー交換出来ました。
それよりもラジオが気軽に聴けるようになったのが一番嬉しいんですけどね。