アコード:リアアッパーアーム交換

車高が下がった時からずっと気になっていたリアの過大なネガティブキャンバを補正することにしました。
走行性能的にもそうですし、何よりタイヤの偏摩耗が起きますので新しいタイヤに交換する前にやっておきたかったのです。
ホンダのダブルウィッシュボーン式サスペンションでキャンバを補正する方法としてはアッパーアーム交換が定番ですね。

これを使う



アッパーアームは各社出ているのですが、価格重視でゼロファイターのものを選んでみました。


本体はこんな感じで特に華奢な印象も無くしっかりとした造りだと思います。

交換してみる


交換に当たって友人からキャンバーゲージを借りてきました。


現状のキャンバー角を測ってみました。このゲージで2°50’、先日アライメントテスターで測った数値とほぼ一致しているので精度は十分ですね。
ちなみにこちらは左リア。


ジャッキアップしてウマに乗せてタイヤが浮いた状態では約1°30’になりました。概ね半分といったところでしょうか。
1G荷重状態との差で何となく予測して合わせてみようと思います。


まずはナックルとアッパーアームを外そうと思います。
このスナップピン(βピン・Rピンなどとも)とナットを外しますが、スナップピンは返しが付いているタイプでしたので少し面倒くさいです。


スナップピンとナットはこんな感じです。19mmのメガネなりソケットレンチ等で緩めました。
新しいアッパーアームにも割ピンとキャッスルナットは付いてくるんですが、形状的に純正を使った方が良さそうです。


ボールジョイント部をタイロッドエンドプーラーで外しました。
ナックルが鉄だったらハンマーで叩いても良いかもしれませんが、アルミなので素直にプーラーを使いましょう。
この手のプーラーはボルトを締め込んでいくだけではなくハンマーを併用するのが一般的ですが、今回は程々に締め込んだだけでボールジョイント部分は外れました。


ボールジョイントが外れたらサブフレーム側のボルト(2面幅14mm)を抜いてアームを外します。
ボルトはブレーキパイプが邪魔で素直にアクセス出来ない感じですので、セミディープソケットがあると捗ると思います。標準ソケットじゃちょっと短いし、ディープだと長すぎてラチェットの頭がフレームに当たります。
以前セルモーターを交換したときにも必要性を感じましたが…いい加減買おうと思います。今後も欲しくなる場面があるでしょうからね。

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あとは逆手順で取り付けます。長さを何となく合わせておくと取り付けやすいかと思います。
1G締めを忘れずに。



取付が終わったら調整していきますがこのような角度計があると便利です。ビックリするほど高くはないし、車以外にも色々使える場面はあるかと思いますので一つ持っておくと捗るかと思います。
画像はとりあえず0°(90°表示なので垂直)に合わせてみた状態です。本来であれば水平に4輪浮かせてやらないと正確な値は出ないかと思いますが、とりあえずなので私はこれで。
ここから細かく調整していきます。


ベルハット部でざっくり0°な状態でタイヤを付けて、一度ジャッキから下ろして車体を前後に転がしてから測定してみると1発で左右とも約1°と狙った値になりました。
何故か上手いこと一度で済んでしまいました。良い意味で想定外の結果ですw


外から見るとこんな具合です。以前の画像と比較すると結構起きたのが分かると思います。


その後テスト走行をしてきましたが、心配していたフェンダーの爪とタイヤの干渉はありませんでした。
タイヤを225にしたときはもしかすると干渉するかも分かりません。銘柄によるとは思いますが。

※6/21追記
タイヤをFALKEN AZENIS RT615K+の225にして特に干渉はありませんでしたが、雰囲気的にギリギリな予感です。
ショルダーの丸いタイヤならまだキャンバを起こしても大丈夫かもしれません。

とりあえずこれでしばらく様子見です。
一応書いておきますが、この記事内に書いてある角度は全てネガティブ方向の角度です。
あとアッパーアーム交換は自己責任で。色々ありますのでね。