R2:ヘッドライトの黄ばみ取り(ウレタンクリア編)

ゴールデンウィークに入ったらやろうと思っていたヘッドライトの黄ばみ取り(2回目)を実施しました。
前回行ったのは昨年8月で、市販の黄ばみ取りキット的なものを使用しましたが…数ヶ月経つと元通りの黄ばんで曇った状態になってしまったのです。
あのコーティング剤はほぼ効果無しと個人的に結論づけました。

今回使うのは



今回用意したのはピカール液とウレタンクリアです。
某スレではもう定番ですね。やはりコーティングより塗装の方が強いですから施工後2年半経過でもまだ黄ばまないという話も。
ちなみに今回はソフト99のウレタンクリアを使いましたが基本的に2液式なら何でも良いみたいです。


ヘッドライト磨きで検索するとたまに「ピカールはプラスチックに使えないけど使ってみました」と書いてある記事を見ますが、缶にはっきりと「プラスチック類」と書かれていますのでそもそも使えないわけではないのです。

準備して磨く


まず現状の確認です。全体が曇ってしまって黄ばみもあります。
前回施工時のソルベントクラックも目立ちますね。


助手席側は見本として。修復歴有り車なのでこちらが新品に交換されていました。


前回同様マスキングしてからピカール液で数擦り、茶色いのが取れました。
茶色(黄色)の汚れが無くなり、白っぽくなってきたら磨き作業終了の目安です。


だいたいこのくらい透明感が出て黄ばみも取れたらOKでしょう。


近づくとソルベントクラックが目立ちます。どうしようもないので私は諦めますので。

塗装しよう


缶スプレーでの塗装となりますのでしっかり養生しましょう。
私は新聞紙を使いましたが、マスカーテープなんかあると便利ですね。

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ウレタンクリアの缶はおしりのキャップを取って棒を床などに押しつけてしばらく放置し、その後しっかり振って混ぜます。
そんでもって硬化は棒を押しつけたときから始まっていますので素早く塗ってしまいます。


塗膜が厚くなるよう5回重ね塗りした後です。説明書きの通り10分間隔で乾燥させつつ重ねました。
しかし…後で知ったことですけれど最初は砂吹きしてある程度乾燥させてからコッテコテに垂れるのを恐れず吹いていくとソルベントクラックも無く綺麗に仕上がるらしいです。
そして今回の仕上がりはゆず肌というザラザラの状態です。もっとスプレーを近づけて厚かましく塗れば研ぎ出しが要らないほどのクリア感が得られるようです。
とりあえずやってしまったものはしょうがないので乾燥後極細コンパウンドで磨いて綺麗にします。


分かりにくいですがピカール→極細コンパウンドの順で磨いた後です。
ソルベントクラックが酷いですけれども、すりガラス状だったのがそこそこの透明度になりました。
私は手抜きしてピカール始まりとしましたが、出来れば#1000〜#3000程度の耐水ペーパーで研いだ後にコンパウンドを掛けると綺麗に仕上がるようです。

とりあえず実用上問題が無い程度で磨き終わりましたが、今後機会を見てまた磨いてみたいと思います。
あとはウレタンクリアがどれだけ保ってくれるかが気になるところですね。