アコード:バッテリーケーブル(アース)交換
ふと思ったのです。バッテリーのアース線ってプラス側と違ってコルゲートチューブも巻かれていなくて剥き出しだから劣化しやすいんじゃね?と。
何より18年目ですから変えておいても損はないのかなとも思いまして。
トラブルが出ているわけではありませんが、リフレッシュ目的で交換してみることにします。
これらを用意
ケーブルと端子と圧着工具です。あと熱収縮チューブも。
バッテリーターミナルとケーブルは流石に通販で買いましたが、後はその辺で売っています。
圧着工具は過去1回だけ使って仕舞ってあったやつです。JIS規格じゃない安いもの。
バッテリーターミナルは純正同等品にしました。いかにも感のあるものは好かんのです。
本当ならターミナルに直接配線をカシメるタイプが欲しかったのですが、使用するケーブルが太くてボルト止めタイプにせざるを得ませんでした。残念。
ケーブルに付ける端子はその辺のホームセンター(大きめ)で買ってきたニチフの裸圧着端子です。
今回は38sqのケーブルを使いますからR38シリーズになりまして、バッテリーターミナル側がM8サイズなのでR38-8、でも普通のは頭が大きいのでスリムタイプのR38-8Sを選びました。
圧着工具はたぶんこれです。JISに適合したエビのやつとかだと1万円近くしますが、現場で電気工事するわけでもないので安いので十分かと思います。
私が買った時よりちょっと高くなっていますが、まだまだ安いですね。
ケーブルは流石に売っていないので配線コムで買いました。
せっかくなので純正より太くして38sq(2AWG)にしてみましたが、パッと見た感じは思ったより細く感じます。
長さは200mmにしました。
交換してみる
純正の配線がどうなっているかの確認からスタートです。
というのも配線が太くて固いので端子を圧着してから捻ったりして位置を決めて固定すると負担が掛かってしまうので、事前に圧着する向きを考える必要があるからです。
私は細いケーブルでもできるだけストレスの掛からないように端子を圧着しています。
脳内で何となくシミュレートできたら配線に端子を圧着していきます。
まずは配線の被覆を剝いていきますが、カッターで切り込みを入れて引っこ抜くとすごく太く感じますね…。
これは被覆が薄いタイプなのでより太さが強調されるというか何というか。よく使う8sqって全然太くないじゃんという感覚になってしまいます。
被覆を剝いたら圧着です。
38sqともなると握力だけではかなりキツいので自分の体重を使いましょう。圧着工具を滑りにくい地面に置いて、左右に倒れないように気をつけながら上側のハンドルに体重を掛けるとそんなに苦労せずとも圧着できます。
私のような体重56kgのモヤシ野郎でも大丈夫。
圧着し終わって熱収縮チューブを被せました。
途中で収縮用100円ライターのガスが無くなったのでガストーチでそっとやりましたが…意外といけるもんですね。お勧めはしませんけども。
新しいバッテリーターミナルに取り付け純正と比べると結構違いますね。
倍とまではいきませんが、それくらいの差はありそうです。
交換完了です。だいぶ太くなりましたね…。
純正ではボディ側で端子が立ち上がっていますが、それをするとバッテリー側での曲げが大きくなりすぎてケーブルの負担になるのでそのままにしました。
正確にはケーブルがボディに当たらい程度に浮くよう僅かに曲げてあります。
純正のケーブルは住友電装のEB20という自動車用バッテリーアース専用電線です。
これは呼び径20なので22sqに近い感じでしょうか。
ということでバッテリーのアースケーブルを交換しました。
果たしてこれでどうなるのか分かりませんが、とりあえず電気は通ってたのでヨシ。
ケーブル届くのが遅かったのでまだエンジンを掛けていなかったり…。明日元気良くセルモーターが回ってくれるのを期待です。