現在着けている無限のマフラーがちょっとやかましいのです。
冷間始動時は以前着けていたフジツボのレガリスRと大差ないのですが、車内に透過するこもり音が大きめだなと思いまして。
通勤程度だと特に問題無いのですが、少し距離を乗ってマフラーが暖まってくるとこもり音が大きくなってきます。特に上り坂とかアクセル開度が大きくなると顕著です。
じゃあお手軽にインナーサイレンサーでも入れればいいじゃないと思いますが、無限マフラーは出口が絶妙な形状なので一般的なインナーサイレンサーは取り付けできないのです。仮に着いたとしても見た目的にもよろしくなく。
だったらフランジサイレンサーだということで実績のありそうなものを買ってみることにしました。
目次
こちらを購入

SFCのスーパーサウンドエボリューションです。タイプ3。
パイプ径φ60.5〜70に対応するもので一般的なフランジ形状となっています。詳しくはこちら。
タイプ1にすればより効果はあるのでしょうが、おそらくパイプ内径がφ25程度なのでさすがに細すぎる気がしてφ38であろうタイプ3を選択しました。
あと対応パイプ径の最小がφ60.5というのも選んだ理由で、グラスウールがパイプに密着していた方がより効果がありそうだし耐久性も上がるだろうと思いまして。

内容物は本体とガスケットとボルトナットです。ボルトナットが付いてくるのはありがたいですね。
パンチングパイプ内径は思った通りφ38でした。高回転域の抜けは悪くなるでしょうね。
そして小判型ガスケットなので一抹の不安はありますが、逆に漏れなかったら悩みの種だったプリチャンバーとサブサイレンサー間のガスケット問題が解決することになります。果たして…。
取り付けてみる

サクッとジャッキアップしてウマに乗っけてからマフラーを外すというかずらしました。
取り付ける箇所はまさにプリチャンバーとサブサイレンサー間です。
なぜここかというと、できるだけ圧の下がった後方かつマフラーを外さなくても取り付けできる場所だからです。
無限マフラーの分割ポイントがここか左側メインサイレンサーのみなので触媒直後に入れない場合はここ一択となります。
フジツボやHKSなんかだとメインサイレンサー2個ともフランジになっているので、そこにひとつずつ入れると理想的ですね。高く付くけど。

とりあえず差し込んでみると径はジャストで想定通り、フランジ部がマフラー側よりひと回り大きいのでカットして使おうと思います。
そういえばここに入れていたHKSのリングガスケットですが…外すと同時に無傷で落ちてきましたw
なので無限純正ガスケットの代替品としてはダメだったようです。排気漏れの跡は全くありませんでしたが。

マジックで罫書きました。こうして見るとわずかな差ではありますがちょっと気になるのでカットです。
ディスクグラインダーでささっと。
もちろんガスケットも同じ大きさでカットしています。
取り付けてみて
戻す工程は特に見所もないので割愛します。
動画を撮ってみたので装着前後でどう変わったかよろしければご覧下さい。
全く同じアングルで撮影できなかったので何となくしか分からないかもしれません。
でも確実に静かにはなっています。雰囲気的に2〜3dBほど下がったかなといった印象です。
そして一番気になっていた車内のこもり音はほぼ解消しました。レガリスRはまったくこもりませんでしたが、確実に近づいています。
ただし…負荷を掛けてマフラーが熱を持つとどうしてもこもりますね。前よりはマシですが。
そして高速道路でVTECテストをしてきました。φ38に絞っているわけですから少なくとも装着前よりは高回転域が回りにくくなっているはずです。
合流で2速全開8400回転まで引っ張りましたが…案外違いが分からないかもしれません。少なくともVTEC切換後のグッと来る感じはちゃんとありますし、レッドゾーンまでもっさりしている感じもありません。
とは言え以前全開で踏んだのなんて何ヶ月前だという感じですが。少なくとも不満は無い感じでしょうか。
街乗り領域でも変化はありまして、あまりアクセルを開けずとも加速する感覚です。
これは普通に良い変化で乗りやすいです。燃費も多少は良くなるかも。
というわけで無限マフラーがちょっと静かになったよというお話でした。
見た目の変化なく静音化できるので程々おすすめです。
でもいつかサイレンサー分解してグラスウール詰め直しもしてみたいですね。